「最近職場に行きたくない」
「仕事だと思うと胸がキューっと締め付けられる」
「もしかしたらモラハラを受けているのかもしれない」
こんな悩みを持っているあなたは、きっと今までたくさん頑張ってきたのだと思います。
でも、もしかしたらこれ以上頑張らなくていいことなのかもしれません。
モラハラというと恋人や夫婦間で起こることだと思っている人も多いですが、職場でのモラハラというのも今では大きな問題のひとつです。
ただ職場という環境上、自分がモラハラを受けているということになかなか気がつかない人が多いのも事実。
これは実際にわたしの後輩からもらった相談内容です。
泣きながら話してくれた彼女の心は、既に頑張りすぎていっぱいいっぱいになっているようでした。
彼女のように、職場で原因のわからない大きなストレスを感じながら頑張って仕事をしている人はたくさんいるでしょう。
この記事では、実際にモラハラという目には見えないツラさを経験し、苦しみながらも脱出したわたしが
- 職場で起こるモラハラの特徴
- 職場モラハラの危険性
- モラハラだと認識することの大切さ
についてまとめました。さっそく見ていきましょう。
- 職場で起こるモラハラの5つの特徴と、自分が受けているストレスがモラハラかどうかの判断基準
- 「仕事だから仕方ない」と自分を責めてしまう人が陥りやすい危険な心理パターン
- モラハラだと気づいた後に、まず何をすべきか——頑張らないことの大切さ
職場で発生するモラハラの特徴とは?
恋人や家族など、親しい関係性において起こるモラハラとは違い、職場で起こるモラハラにはいくつかの特徴があります。
あなたが気づいていないだけで、今起こっていること、受けているストレスなどはすべてモラハラによるものかもしれません。
多くの人が悩んでいる職場モラハラについて、あなたの状況が当てはまるかチェックしてみてください。
①言葉による攻撃
このような言い方をされた場合、悩んでしまう多くの人が
自分のせいだ。わたしが仕事ができないから言われてしまうんだ。
と思いがちです。
しかし、たとえ仕事がうまくこなせなかったとしてもモノには言い方があります。職場の人があなたに対して注意や指摘する場合、あなたの人格を否定する必要はありません。
本来であれば、人格否定をするような言葉を使わなくても指示や指摘はできるものです。
②私生活、プライベートへの介入
職場において必要とされるのは「円滑に業務を遂行すること」です。あなたのプライベートを公開することが仕事ではありません。
仕事に関係のないところで過度に私生活の詮索をすることは、モラハラと捉えていいレベルです。
「やめてほしい」とあなたの意思を伝えても止まらない場合は尚更悪質なモラハラといえるでしょう。
③業務に対する嫌がらせ
- 支持した内容をコロコロ変える
- あなたにだけ嘘の情報を伝える
- 円滑に業務が進まないよう妨害する
あなたが頑張って業務を遂行しようとしているにもかかわらず、それを妨害しようと嫌がらせをするパターンです。
先にもお話したとおり、仕事の本質は「円滑に業務を遂行すること」。それを妨害するというのは嫌がらせ以外の何者でもありません。
まったく生産性のない行動をしてくる相手は、ただただあなたをイジメたいという欲求に突き動かされているようです。
④職場での孤立化攻撃
あなただけを疎外したり、話しかけても無視したりする場合、彼らは職場においてあなたを孤立化させようとしています。
これもまた業務とは一切関係のない単なる嫌がらせです。
いくつになっても、年齢関係なくこのような行動を取る人はいますが、それが同じ職場にいるパターンです。
⑤劣悪な環境への誘導
- いつもあなただけ理不尽な作業を押し付けられる
- ミスをしたとき公開処刑される
- あなたにだけ必要なものが支給されない
ミスは誰にでもあることですし、本来であれば平等に支給されるものがあなたにだけ支給されないのもおかしな話。
職場環境が悪化すれば仕事の生産性が落ちることをわかっているうえでの嫌がらせである可能性が高いです。
職場モラハラが見過ごされやすい理由
このような特徴のある職場モラハラは、あなたが思っている以上に高い危険性があるのです。その理由は、
仕事だから仕方ない。自分がもっと頑張らないといけない。
と必要以上に自分を責めて追い込んでしまう恐れがあるからです。
また職場という環境上、周りの人に相談しづらいという傾向もあります。
「あの人に相談して、周りに言いふらされたらどうしよう…」
「上司に相談して、今以上に劣悪な状況になったら嫌だ…」
そんなふうに、ギリギリまで自分だけでなんとかしようとしてしまうことで、心を壊してしまう人が多いのです。
職場モラハラが気づきにくい理由のひとつは、「業務上の指導」と「モラハラ」の境界線がわかりにくいからです。
「厳しい指導をする上司」と「モラハラをする上司」は、外から見ると似て見えることがあります。でも本質的な違いは、その言動があなたの成長のためかどうかです。
あなたの人格を否定したり、孤立させたり、必要な情報を与えなかったりする行為は、どんな理由があっても指導とは呼べません。
またわたし自身も経験がありますが、職場にいる時間が長いほど「これが普通なのかもしれない」と感覚が麻痺してきます。毎日同じ環境にいると、おかしいことがおかしいとわからなくなっていく。
「転職経験がなく他の職場を知らない」「この業界はどこもこんなものだと思っていた」という声を聞くことがありますが、それはモラハラが当たり前に見えてしまっている状態かもしれません。
2022年以降、職場のハラスメント対策は会社に義務付けられています。あなたが声を上げることは、決して大げさではありません。
まずはモラハラだと認識することから
- こんなことは言われていいはずがない
- いくら仕事だからといってもこれはおかしい
これはモラハラだと思う!
まずはあなた自身が、今の職場で起こっていることがモラハラだと認識することが大切です。
モラハラには明確な指標はありません。あなたが「これはヒドい」「度を超えている気がする」そう思ったらモラハラだと認識していいのです。
理不尽なモラハラに対して頑張らなくていい
これを読んでいるあなたは、じゅうぶん頑張ってきたのだと思います。きっとなんとかして状況を改善しようと努力してきたはず。大変でしたよね。
しかしモラハラをする人間に対して、実は頑張るということ自体無意味である場合も多いのです。
なぜなら、彼らはあなたが何をしても嫌がらせをしたいから。
そこで、まずは一度頑張らないということを頑張ってみてはいかがでしょうか。
理不尽なモラハラには頑張って対抗せず、まずはあなたの心を元気にすることを優先してみてください。
そして、できることなら職場以外の誰かに相談してみることをおすすめします。
もしどうしてもツライ場合は、逃げることだって有効な手段のひとつです。
「逃げる」という言葉に抵抗を感じる人も多いと思います。でも、ここで言う「逃げる」は敗北ではありません。安全な場所に移動するという、とても賢い選択です。
職場のモラハラについて、社外に相談できる窓口がいくつかあります。
厚生労働省が運営する「総合労働相談コーナー」は全国の労働局・労働基準監督署に設置されており、無料で相談できます。「パワハラかどうかわからないけど辛い」という状況でも話を聞いてもらえます。
また「みんなの人権110番」(0570-003-110)は法務省が運営する相談窓口で、職場での人権侵害についても相談できます。
※それぞれ最新情報は公式サイトでご確認ください。
もし会社の中に相談窓口がある場合は、そちらを使うことも選択肢のひとつです。ただし、会社への信頼度によって冷静かつ賢く判断して利用することをお勧めします。
今すぐ辞めなくていい。今すぐ全部解決しなくていい。ただ、一人で抱え込まないことが、心を守る最初の一歩です。
![]()
人気ブログランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます。




