モラハラ・DV

【モラハラって何?】恋愛初期のタイミングからトラブルを回避するために

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恋は盲目とはよく言ったものです。

恋愛中は相手への気持ちが大きくなるあまり、どうしても視野が狭くなってしまいがち。

好きだからガマンしてしまうことも多く、楽しい恋愛の中で感じる「あれ?」「なんか変だぞ・・?」というちょっとした違和感を見逃してしまうこともあります。

ただちょっと待って。

その違和感、もしかしたらモラルハラスメント(モラハラ)かも?

モラハラとは、相手を精神的に傷つけたり、支配しようとする行動のこと。恋愛関係においてモラハラ気質のある人との付き合いにはかなりの注意が必要です。

ぜひこの機会に両目をカッと見開いて、モラハラと恋愛の関係について、また気をつけるべきポイントや対策を考えてみましょう。

モラハラの定義【どんな違和感が対象?】

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まず「モラハラ」とはそもそもどんなことを指すのか。

何をもってモラハラとするかは少々難しい部分もあります。自分がされて嫌だと感じる範囲は人それぞれ異なり、許容できる範囲も大きく違うからです。

ざっくりと言ってしまうと、モラハラは相手を精神的に追い詰めたり、コントロールしようとする行動のこと。

殴る蹴るなどの身体的な暴力はないけれど、あなたを不安にさせたり、あなたの自己価値を傷つけるような行動のことを指します。

しかし恋愛初期の段階においては、なかなか相手のモラハラ行動に気づきにくい・・・。

というのも、冒頭述べたように恋する最中の盲目度は自分が思っている以上です。人から見ればそれってどうなの?と思うような相手の行動も、あなたからすると愛されていると感じるような場合も。

たとえば、嫉妬深い態度や過度な束縛などはどうでしょうか?

「今日何してたの?」「今何してるの?「誰といるの?」「なんで返信くれないの?」

嫉妬深く常にあなたの行動を監視し、厳しく束縛する相手のことを、あなたは

「こんなにも自分のことを気にかけてくれるなんて」

「束縛されているってことは、愛されているってことだよね」

と感じるかもしれません。

しかし、それは本当にそうなのでしょうか?

違和感を感じたら【初期段階でできること】

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モラハラと恋愛の関係で注意したいのは、早めの対処です。

もし「ちょっと束縛強すぎない?」「かなり嫉妬深いけど、これって普通かな?」など、相手の行動が少しでも気になったら、まずは冷静にその行動を見極めることが大切。

身近な友人や家族に相談するなど、第三者の意見を聞くのも冷静な判断をするために有効な手段です。

もちろん相手からの言動で嫌だなと感じたことを伝えてみることも必要です。

相手にNOと伝えたことにより、相手の態度が豹変するなどしたら、そこもひとつ大きなチェックポイントとなるはず。

健全な恋愛関係を築くためには、コミュニケーションと相互尊重が欠かせません。

お互いに率直に感情や考えを伝え合い、お互いを尊重しあうことがポイント。

もし相手の行動に対して嫌だな感じたら、冷静に話し合うことで解決することができるかもしれません。ただし、そこで態度が大きく変わったりあなたを傷つけたりするような場合は、少し考えたほうがよさそうです。

いずれにせよまずは相手とコミュニケーションを取り、話し合いの場を設けてみることから始めてみましょう。

ちなみに話し合いができないと感じた場合は、残念ながらおそらく今後も何かしらの問題が発生する可能性は高そうです。

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相手と密に関わる恋愛において、モラハラはよく結びつくトラブルのひとつです。

でも、しっかりとした対策と予防策を取ることで、その被害を最小限に抑えることができます。自分の権利や尊厳を守りながら、お互いに信頼できる関係を築くために、特に初期段階は慎重に行動することをおすすめします。

初期段階のモラハラ行動【注意すべき言動】

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ここではもう少し具体的にモラハラについて事例をお伝えしたいと思います。

先にも記したように、モラハラは相手を精神的に傷つけたり、支配しようとする行動のことです。

具体的には、次のような例が挙げられます。(わたし自身の初期段階違和感事例と合わせて記載)

  • パートナーが常にあなたの行動をチェックする(例:今何してたの?誰といたの?)
  • パートナーがあなたの服装やメイクをチェックする(例:その服ちょっと変だね、もっと〇〇なメイクが好きだな)
  • パートナーが行動を制限する(例:一人で〇〇には行かないで、勝手に遊びに行かないで)
  • パートナーがあなたの性格を指摘する(例:わがままじゃない?、もっとおしとやかにしてほしい)
  • パートナーの機嫌が悪くなりがち(例:突然無視をする、気に入らないことがあると怒る)

どれも側から見たら、まぁそんな人もいるよね程度のことかもしれません。

それでも、上記言動であなたが「嫌だな」「嬉しくないな」と感じるなら、その直感を信じたほうが良さそうです。

チリも積もればで、これらは長く続き積み重なると、やがてボディーブローのようにあなたの心を苦しめていくことになるのです。

パートナーに好かれようとするあまり、相手からの指摘を好意だと勘違いして、どんどん相手に寄せていってしまう前に気がつくことが大切。

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あなたとパートナーの間に上下関係はありません。

ありのままのあなたを好いてくれない人であれば、遅かれ早かれトラブルは発生するでしょう。

パートナーがあなたを無理に変えようとしたり、あなたの意見が気に入らないと言動が荒くなったりするような場合は、決してあなたが好きだからやっていることではありません。

パートナーは、あなたよりも彼/彼女自身が大切だから

です。

恋愛初期はまだお互いが新鮮で興奮している時期。

相手の愛情表現や配慮をポジティブに捉えてしまうあまり、その裏に隠れたモラハラの兆候を見落としてしまうことがあるのです。

自分自身を守るために【違和感を感じたら】

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長年付き合ってから気がつくよりは、できれば早めの対処が吉。

相手の行動に違和感を感じたら、まずは自分の感情や意見をしっかりと伝え、相手に自分の権利や尊厳を尊重してほしいことを明確に伝えることが大切です。

さらに、信頼できる友人や家族に相談するなど、第三者を交えることは必須といっても過言ではありません。

恋愛中の盲目な時期は、自分では何が普通で何がおかしい状況かの判断もつきづらいもの。

あなたの立場を客観的に見つめ、助言をくれる存在はかなり大切です。

もちろん第三者の意見をそのまま取り入れる必要はなく、あくまでも自己を守るための戦略の素材として使うことができます。

またパートナーとのコミュニケーションを重ね、日常的なやり取りを通じて、お互いのニーズや期待を理解し合うことも必要です。

何度かコミュニケーションを試してみても、やっぱりおかしいな、いつも自分が嫌な気持ちになるなと感じる際は、一旦立ち止まって考えればいいだけ。

すぐに別れたり距離を置く必要はなく、少しだけ自分の気持ちに寄り添ってあげてみてください。

何よりも大切なのは、相手ではなくあなた自身の権利や尊厳を守ること。

相手から否定され、指摘され、自己肯定感が低くなっている場合、まずは自分自身を大切にすることを優先としてください。

自分の価値を認め、自分を大切にすることで、相手のモラハラ行動に対しても冷静に堂々と立ち向かうことができます。

まずは自分を嫌いにならず、自分のあるがままの存在を認めてあげることが、健全な恋愛関係を築くための基盤となります。

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まとめ:初期段階は直感を大切に

恋愛中において、モラハラはよく結びつくトラブルのひとつです。

ただ、適切な対策と予防策を講じることで、その被害を最小限に抑えることができます。

何よりも大切なあなた自身の時間/人生をモラハラ相手に費やさないためにも、ほんの小さな違和感にもしっかりと耳を傾けてあげてください。

もしかしたら既にあなた自身の身体が、異変を感じてアラートを出しているなんてこともありそうです。

相手と話すときにいつも緊張してしまう、相手から指摘されないように自分を相手好みに変えようとしてしまう。

相手のために変わりたいと思う気持ちも素敵です。

でも、本当に大切なのは自分自身。

恋愛は楽しくてときに自分自身を向上させる素晴らしいものですが、やはり人と人との付き合い。

どうしてもトラブルは起こり得るもの。

それでも極力大きな事態に発展する前に、初期段階のうちに相手を見極めることは、恋愛において何よりも大事なことだと思います。

これを読んでくれているあなたの幸せを一番に願って。

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