モラハラをされている人は、だんだんと自分のことがよくわからなくなってきます。
私ってどんな人間だっけ?
前からこんな性格だった?
それは、日常のようにモラハラ彼氏やモラハラ夫から「お前は自分がない」「お前の性格直した方がいいよ」といった、自分を否定される言葉を投げかけられるから。
あなたにもモラハラパートナーからそんな言葉を投げかけられた経験があるはずです。
あなたが本当の自分を取り戻すために、モラハラ対処法のひとつとして、心の持ち方に関するポイントをお伝えできればなと思います。
結論:モラハラから自分を守るには「私はわたしよ!」
結論からお伝えすると、自分を取り戻すためのキーポイントとなる言葉は
私はわたし!
です。
モラハラパートナーから何を言われたとしても、「私はわたしよ!関係ないわ」と心で思うだけです。
もちろん口に出してもいいですが、既にモラハラ彼氏やモラハラ夫からダメージを受けている場合はなかなか口に出して言うことは難しいでしょう。なので、心で唱えるだけでも大丈夫です。
なぜこの言葉がキーワードかというと、まずはあなた自身が自分のことを認めてあげることが大切だからです。
常にモラハラパートナーから罵詈雑言を浴びせられ、嫌味を言われている立場の場合、あなたの自尊心はかなり低くなっていると思います。
そして、だんだんと自分でもそう思ってきてしまうのです。
「私ってバカなのかな」「私って本当は性格悪いのかな」
いいですか?
あなたはバカでも性格が悪くもありません。
一般的に考えれば、パートナーに対してバカだの性格が悪いだの暴言を吐く方がレベルが低く性格に難ありです。
そして、もし仮にあなたがバカで性格が悪かったとしても、それがあなたです。愛すべき自分自身です。人間誰でもバカっぽいところはあるし、私ってちょっとイジワルかななんて思う部分もあります。
それらすべてをひっくるめてあなたはあなたです。
誰からも否定されるべき人間ではないはずです。
モラハラパートナーから否定されたとして、あなた自身まで自分のことを否定しはじめると、だんだん本当の自分とはかけ離れた人間になっていってしまいます。
モラハラパートナーに出会う前を思い出して
あなたが最後に心から笑ったのはいつですか?
最後に何も考えず、好きなものを好きなように食べて、ご飯をおいしいと感じたのはいつですか?
モラハラパートナーに会う前のあなたは、ニコニコと笑顔が素敵で明るく、おいしそうにご飯を食べる人だったかもしれません。
繊細すぎてちょっとのことで傷つきやすかったりするけど、それでも前向きに頑張って仕事や育児をこなしてきた人かもしれません。
それが、モラハラパートナーの言動にビクビクし、本当に思っていることも口に出せず、だんだんと「あなた」があなたでなくなってしまっている状況かもしれません。
いつの間にか心から笑えず、ツライ気持ちを抱えてこのブログに足を運んでくださる方もたくさんいます。
その多くが、元々はとても優しく明るく、元気いっぱいに過ごされてきた人だったりします。
あなたがもう一度心から笑えるように、パートナーから暴言を吐かれたとき、人格否定をされたときでも、「私はわたし!」と呪文のように唱えてみてください。
モラハラ対処法のポイントは自分を大切にすること
自分以外の誰かに否定や非難をされると、真面目で優しい人というのは「もしかしたら自分が気づいていないだけで、私にはそんな一面があるのかもしれない」と自分を振り返って考えたりします。
優しさや真面目さというのはとても大切なパーソナリティだと思いますが、モラハラパートナーからしたら漬け込みやすいウィークポイントになってしまうことも。
身近な存在である彼氏や夫、パートナーに指摘されたら、「改善した方がいいかも」と自分の言動を振り返ってしまいますよね。
もちろん、それが悪いことではありません。
ただ、モラハラパートナーから受ける否定や非難は、本当にあなたのことを思って言っていることでしょうか?
多くの場合、その答えはNOだと思います。
そんな優しさのかけらもない言葉たちを真正面から受け止めることは、防御もせずに敵からの攻撃を受け続けているようなもの。
自分を守れるのは自分だけです。
自分自身を大切に、どんなヒドい言葉を言われても「私はわたしよ!文句ある?」と心の防御を強くし、まずはしっかりと自分を守ってあげてください。
モラハラパートナーの対処法にコレ!というものはなかなかありません。
しかし、自分が自分でなくなってしまっては取り返しがつかないこともあります。
あなた自身を大切に、もう一度心から笑える日を迎えましょう。
人気ブログランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます。