モラハラ・DV

モラハラ夫と離婚したくないあなたへ。自分の心をほんの少し穏やかにするシンプルな3つの方法

ケンカばかりの毎日。聞こえてくる怒鳴り声。コロコロと変わる相手に振り回され、いつもジェットコースターに乗っているかのよう。

ここに足を運んでくださったあなたも、思い描いていた結婚生活とは程遠い暮らしに、ヘトヘトになっていたりしないでしょうか。

それでも、色々な気持ちや事情があって別れることはしたくない。別れたくないけど現状のツラさからは抜け出したい。

そんな葛藤から、心が弱ってしまっている方も多いことでしょう。

「簡単に離婚できればこんなに悩んで苦しむこともないのに…」なんて思ったりもします。

今回は、わたし自身が別れたくないともがいていた頃に、なんとか自分の心を穏やかにするために実践していたことをお話します。

Chiru
Chiru
小さなことだけど、どうにもならない日々にツラさを感じているときはぜひ試してみてください。

心が追い詰められているとき、「セルフケアをしよう」と言われても、ヨガをはじめたり瞑想アプリを使ったりする気力はなかったりします。わたし自身がそうでした。

なので、この3つは割とすんなり実践できた気がします。

お金がかからない。特別な道具がいらない。外出しなくてもできる。そして、気力がほぼゼロの状態でもできる。

完璧にやらなくていいし、全部やらなくていい。「今日は空だけ見た」でも十分です。しんどいときに完璧を目指す必要はないので、できそうなものだけ、気が向いたときだけ試してみてください。

  • 離婚はしたくないけどツライ——そんな葛藤の中でも、今日からできる心の整え方3つ
  • 深呼吸・自然を見ること・俯瞰で自分を見ることが、なぜ心を穏やかにするのか
  • 「気持ちいい」「キレイだな」と自然に感じられる日を取り戻すための、小さな一歩

その1:空を見上げて道端の花を見る

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キリキリした毎日を過ごしていると、世界は混沌としてモヤがかかったように暗く見えます。

朝起きて気にするのはモラハラ夫の機嫌だし、家事をするときも嫌なことを言われないために細部まで気を遣わなきゃいけない。

仕事や出先から疲れて帰ってきて「さて、おいしい夕飯を作るかな」なんて意気込んでも、食卓につけば些細なことから大げんかになってせっかくのご飯も台無し。

嫌な気持ちを抱えたまま布団に入り、また同じような朝を迎える。

そんな生活を続けていれば、誰だって元気がなくなっていきます。

だからこそ、意識的に空を見上げてみてください。

「あー、空ってこんな色をしてるんだな」「雲の形っておもしろいな」

そして、道端に咲いている花を見てみてください。

「キレイだなー」「頑張って咲いてるな」

自然にある空や花を見て、そこに感情移入し何かを感じること。とっても簡単なこと。

でもきっと、昔のわたしがそうであったように、今苦しんでいるあなたはこの簡単なことすらも難しく感じてしまうかもしれません。

空を見上げても「あー気持ちいなー」なんて思えないし、花を見ても「かわいいな」なんて感じない。それよりも、モラハラ夫に言われたことやされたことを思い出しては「わたしが悪かったのかな」「こうしてればよかったのかな」と考えを巡らせてしまう。

それでも、意識的に空を見上げて道端の花を見ること、自然を見て何かを感じることをしていると、その直後だけでも自分の気持ちが少し穏やかになっているものです。

その2:大きく息を吸って、ゆっくり息を吐く

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Chiru
Chiru
これって深呼吸のことじゃない?

そのとおり!誰もが知っている、そして一度はやったことがある深呼吸です。

「なんだ、深呼吸か」

と思っているあなた、深呼吸を侮ってはいけません。

特にモラハラ夫との暮らしで心がモヤモヤ・ワサワサしている人は、普段の自分を思い返してみてください。

あなたの呼吸は浅くないですか?

人は嫌なことやツライことがあると、呼吸が浅くなりがちです。そして十分な酸素が取り入れられていないと、脳が疲れやすくなってきます。さらに、心を穏やかに保つことも難しくなってくる。

それは、自分でも気がついていないことがほとんどです。

モラハラ夫に否定や非難をされたりしているときなんて、心が穏やかであるはずがありません。マイナスでネガティブな感情が自分を支配しているそのとき、あなたの呼吸は、きっとかなり浅くなっているはず。

いつでも大丈夫。どこでも大丈夫です。

心がワサワサしたり、ムカっときたりしたら、大きく息を吸ってゆっくりと息を吐く。

これを4回は繰り返してみてください。

気持ちがスーッとしませんか?

その3:鳥になって自分を見下ろしてみる

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専門的な話になると、認知行動療法とかメタ認知とか難しい単語が出てきます。

今回そういった専門的な用語や方法など難しいことは置いておいて、わたしが実践していた簡単にできる方法をシンプルにお話します。

Chiru
Chiru
まずは難しいことを考えず、簡単にシンプルに。

横になっていても座っていても大丈夫です。その状態で目を閉じましょう。

あなたは鳥です。飛ぶことができます。

目を閉じている自分を、鳥になったあなたが見ています。

そのまま、飛んでみましょう。

家にいたら、そのまま家の屋根が見える高さまで飛んでみてください。

目を閉じている自分の姿が小さくなっていきます。

今度は、自分が住んでいる町全体を見下ろせる高さまで飛んでみましょう。

普段行っているスーパーや郵便局などがあります。

目を閉じている自分の姿はもう見えないですね。

そのままずーっと高く飛んで、自分が住んでいる国全体を見下ろせるところまでいきましょう。

海が見えてきた頃でしょうか。

では、もっと高く、他の国、世界が見えるところまで飛んでいきましょう。

鳥になったあなたの目で見る世界は、とても広いですね。

では、ゆっくりと目を開いてください。

 

さて、いかがでしょうか?

少なくとも、あなたが目を閉じてから鳥になって世界を俯瞰で見下ろし、目を開けるまでのこの時間は、心が少し穏やかになっていませんでしたか?

今回ご紹介した3つを、実際にわたしがどんな場面で使っていたか。

「空を見る」は、仕事の帰り道にしていました。家に近づくにつれて動悸がしてくるあの感覚——「帰りたくないな」と思いながら歩いているとき、意識的に空を見上げるようにしていました。見上げると、少しだけ自分の悩みを俯瞰して見ることができた気がします。

「深呼吸」は、怒鳴られている最中に使っていました。声に出して言い返せないし、その場から逃げることもできない。でも、深呼吸だけは誰にも気づかれずにできる。呼吸を整えるだけで、少しだけ冷静でいられた気がします。

「鳥になって俯瞰する」は、夜布団の中でやっていました。頭の中がぐるぐるして眠れないとき、目を閉じて鳥になって飛んでいくイメージをしていると、いつの間にか眠れていることが多かったです。

どれも地味です。劇的に何かが変わるわけじゃない。でも、「少しだけ今よりマシ」な状態を積み重ねることが、じわじわと自分を守ることになっていったと思います。

別れなくていい。ただ、自分の心だけは守ってほしい

「わたしの夫はモラハラ夫だけど、それでも別れたくない。でもツライ…」

そんな葛藤の中で日々もがいているあなたは、本当に大変な思いをされていることでしょう。まずはあなたの心を元気に穏やかに保つことが大切です。

現在自分がどのくらいダメージを受けているのか目安を知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。

モラハラ夫のダメージ、5段階チェック——「大丈夫」と思っているあなたへ嫌なことがあろうとツライことがあろうと、朝は無常にもやってくる。 朝起きてメイクをし、仕事をしたり子供の世話をしたり、家事をこなし...

「なんでこんな人と一緒にいるの?」と周りに言われたことがある人もいるかもしれません。答えられなかったり、うまく説明できなかったりする。自分でも「なんで別れないんだろう」と思うこともある。

でも、別れたくないという気持ちは、あなたが感じている事実です。

好きだから。情があるから。子どもがいるから。経済的な不安があるから。世間体的に恥ずかしいから。理由はひとつじゃないし、誰かに説明できるものでもない。

ただ、別れないという選択をしている今その瞬間も、あなたの心が壊れないように、自分で自分を守る必要があります。

だから、今日だけでいいので空を見上げてみてください。深呼吸を4回やってみてください。鳥になって少しだけ遠くから自分を見てみてください。

それだけで十分です。

あなたが空を見て「気持ちいな」、花を見て「キレイだな」と、自然と心からそう思える日がくることを願っています。

今、呼吸は浅くなっていませんか?

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