モラハラ・DV

モラハラ夫のダメージ、5段階チェック——「大丈夫」と思っているあなたへ

嫌なことがあろうとツライことがあろうと、朝は無常にもやってくる。

朝起きてメイクをし、仕事をしたり子供の世話をしたり、家事をこなしたり。やらなきゃいけないことはたくさん。朝起きて「気持ちがいいな〜」なんて思える日ばかりじゃない。

朝起きて新しい一日が始まろうとしている瞬間に感じる不穏な空気。「おはよう」と挨拶をしても「おはよう」が返ってこない日々。

子供には笑顔で接しているし、職場の人に「元気なくない?」なんて言われても「そんなことないよ〜」って笑って返せてる。

悩める人
悩める人
大丈夫。わたしはまだ大丈夫なはず。

それ、本当に大丈夫ですか?

モラハラによるダメージというのは、一気にドカンとくるものではありません。毎日少しずつ、じわじわと削られていく。だから気づきにくい。

今日も少し嫌なことがあった。でも昨日よりはマシだった。先週よりは落ち着いてる。そうやって「昨日の自分」と比べているうちに、基準点がどんどん下がっていきます。

わたし自身も、かなりのダメージを受けていた時期に「でもわたしは仕事にも行けてるし、まだ笑えてるし」と思っていました。職場でも友達といるときも、普通に明るく話はできていた。

でもそれは、そこでまで崩れたらもう終わりだという、本能的な踏ん張りだったと今は思います。

「大丈夫」という言葉は、自分を守るための言葉でもあります。でも、大丈夫と言い続けることで、自分のSOSを自分でかき消してしまっていることもあります。

今回は、そんなふうに頑張っている人たちに向けて、あなたがどれくらいモラハラパートナーからのダメージを受けているか、その目安となるチェックポイントについて5段階(レベル1低〜レベル5高)で話をしてみたいと思います。

以下のチェックを見ながら、「そういえばわたし、これあるかも」と感じたなら、それはあなたの体と心からのサインだと思った方がいいかもしれません。

わたしの経験談に基づくレベルチェックです。(こんな症状があったらこれくらいダメージ負ってるよという目安です。)専門的な情報ではない旨ご了承ください。

  • モラハラパートナーから受けているダメージを、5段階のレベルで自己チェックできる
  • 「大丈夫」と思って頑張っているうちに、心と体が限界に近づいているサインとは何か
  • 自分が今どのレベルにいるかを知り、次に何をすべきかの判断材料が得られる

レベル1:携帯の着信が怖い・メッセージを見たくない

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携帯の着信音が鳴るとビクッとしたり、ドキドキしてしまうあなた。

恐らく状況からして恋愛初期に感じるような甘酸っぱいドキドキでないことは確かでしょう。

電話がくれば嫌味を言われ、メッセージがくれば心を乱すような言葉ばかり。そんな毎日だと、着信音にビクついてしまったり、LINEの音にドキドキしてしまったりするのも無理ありません。

電話があったときに「出ようかな、どうしよう」「今出なかったら怒られるかな」なんて思っていませんか?

LINEがきたときに「既読つくと嫌だな」「表示されてる部分だけでも分かる…絶対嫌な内容だ」と心がモヤモヤしていませんか?

そんな症状があれば、モラハラ夫からある程度のダメージは受けています。

いわゆるフツウの穏やかな夫婦関係であれば、こんな症状は発生しないものです。

Chiru
Chiru
電話がきたら「お、電話か」くらいだし、LINEがきたら「なんだろな」くらいのもんです。

レベル1にしていますが、これでも十分モラハラパートナーによるダメージの蓄積が見受けられます。

レベル2:家に帰りたくない・家に着くと動悸がする

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仕事や用事で外出をしている場合、多くの人はモラハラパートナーと物理的な距離が取れているかと思います。つまり、近くに相手はいない。

外出先だと落ち着いてご飯が食べれたり、安心して過ごしたりできますよね。

ただ、本来は自分の家というのが一番の安全地帯ではあると個人的には思います。

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しかし、モラハラパートナーと一緒に暮らしている人にとって家というのは決して安全な場所ではありません。ゾンビが襲ってこないセーブ部屋ではないんです。常に戦闘態勢にしていなきゃいけない場所。強敵がいつ襲ってくるかわからない危険地帯です。

そんな家には帰りたくないと、無理に帰宅時間を遅らせたりしていませんか?

そして、外出先から帰ってきたとき、家の近くにくると心臓がドキドキしませんか?扉を開けるとき「あの人が居たらどうしよう…」と動悸が激しくなっていませんか?

この状態だと、あなたにとってその家は、既に安全地帯ではなくなっています。

「扉を開けてヤツが居たら嫌だ…」

ガチャッ

悩める人
悩める人
よかった…居ないみたい…
Chiru
Chiru
もはやリアルバイオハザード状態です。

レベル3:食欲がない・食事が喉を通らない

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家にいるときはもちろん、仕事中のランチや友達との食事会でも、なんだか食欲が湧かない。

あんなに好きだった焼肉も食べたくないし、体に良さそうな野菜たっぷりのサラダも要らない。せっかく注文した食事も最後まで食べ切ることができない。

特にダイエットをしているわけでもないのに、食事量が減っていく。どんな食べ物もおいしそうに感じられない。

これまでは普通に食べることができていたのに、どう頑張っても食べたくない。喉を通らない。そんな症状に陥っていませんか?

このサイトのメインテーマでもある食べることは生きること

人間、物を食べられなくなるところまでくると、体調にも変化をきたします。

栄養が取れていないので肌がボロボロになったり、力が出なかったり。体に十分な栄養が与えられていないということは、脳にも栄養が回っていません。

結果、どんどん元気がなくなってきてしまいます。

Chiru
Chiru
食べることは生きることです。まったく食べることができていない場合は、頑張って無理にでも何か口にしてみてください。あなたの大好きだったものはなんですか?

レベル4:眠れない・中途覚醒が増える

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ベッドに入っても、布団に潜り込んでも、なかなか寝付けない。

頭の中でグルグルと考えごとが止まらなかったり、胸がモヤモヤしたり。衝突があった日は、自分の心臓の音がうるさくて眠れないなんてこともあるでしょう。

朝方まで寝付けず、数時間だけの睡眠で仕事に行かなきゃ、なんてことが続いていませんか?

もしくは、やっと眠れた!と思ったら、夜中に何度も目を覚ましてしまうなんてことはないでしょうか?

不眠症や睡眠障害は、長く続くと日中の行動にも影響が出てきます。

普段はしないようなミスを連発したり、正常な判断ができず大きな間違いをおかしてしまったり。日常生活にも多大な影響を及ぼします。

このレベルまでくると、まずは安心して眠れる場所と時間を確保する必要があると思います。

Chiru
Chiru
まずは眠りましょう。安心できる場所を探して、少しでもいいからグッと寝てください。闘うにしろ逃げるにしろ、正常な判断ができる状態に戻すことが先決です。

レベル5:耳鳴りがする・幻聴が聞こえる

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悩める人
悩める人
電話が鳴ってる!…あれ…?鳴ってなかった。
悩める人
悩める人
耳の奥でボーボーっと音がする。怒鳴られているのに相手の声が聞こえにくい。

こんな症状が出ているあなた、モラハラによるダメージレベルはMAX値でしょう。

モラハラパートナーの電話やメッセージに怯え、幻聴まで聞こえている。怒鳴られたり大きな声で罵られることによるダメージで耳鳴りがする。

ここまでくれば、あなたがどんなに大丈夫と口にしていても、まったく大丈夫じゃない状態です。

自分自身が大丈夫じゃない状態に陥っていることを自覚し、ひとりで抜け出すのが難しい場合は、ひとりで抱えず、信頼できる人や相談窓口に話してみてください。

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あなたは今、何レベルでしたか?

レベル1〜2のあなたへ。

まだ気力があるうちに、今の状況を誰かに話してみてください。

「大したことじゃないかも」と思っていても、話してみると自分の状況を客観的に見られるようになることがあります。信頼できる友人でも、家族でも。話すだけで少し楽になれることがあるはずです。

レベル3〜4のあなたへ。

食べられていない、眠れていない——これは体が「もう限界に近い」と言っているサインです。今すぐ大きな決断をしなくていい。でも、まず体を休めることを最優先にしてください。

安心できる場所があるなら、少しそこに逃げてみてください。実家でも、友達の家でも。距離を取ることで、少しだけ息ができることがあります。

レベル5のあなたへ。

ここまで読んでくれていること、それだけで十分頑張っています。

幻聴や耳鳴りが続いているなら、それはもう一人で抱えられる範囲を超えています。配偶者暴力相談支援センターや女性相談窓口への相談は、匿名で無料でできます。「逃げるほどじゃない」と思わなくていい。ただ話を聞いてもらうだけでいい。

どのレベルにいるあなたにも言いたいのは、あなたがおかしいんじゃない、ということです。そんな状況に置かれれば、誰だってこうなります。

モラハラパートナーに悩んでいる人は、頑張り屋さんで我慢強い人が多いのではないでしょうか。

あなたも普段は頑張って明るく振る舞ってはいるかもしれませんが、思っている以上に心も体もダメージを受けているかもしれません。

自分が今どのくらいダメージを負っているのかを知り、まずは心身ともに健康な状態を取り戻しましょう。

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