モラハラ・DV

モラハラパートナーはアスペルガー?——その心理と、本当に大切な視点

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「私がされていることはモラハラかもしれない…」

ここに足を運んでくれたあなたは、恐らくモラハラについて何かしらの悩みを抱えているのかなと思います。

ツライですよね。その気持ち、痛いほどよく分かります。

ほんのちょっとでもいいからこの状況を打開する方法や、自分の心が楽になる情報を、毎日毎日ネットで探し回る日々。

わたしも無意識にネットを漁る日が続いていました。そして、同じように悩む多くの人がこの言葉にたどり着きます。

アスペルガー症候群

今日は、あなたも調べたであろうアスペルガー症候群について、私の経験談や意見をお話したいと思います。

現在は自閉スペクトラム症(ASD)と呼ばれることが一般的ですが、この記事では検索されやすさを考慮してアスペルガーという表記も使用しています。

わたしは残念ながら医者や専門家ではありません。センシティブな情報もある中でお伝えするのは、あくまで私個人の経験談や意見です。一般的に見ると正しくない情報もあるかもしれませんが、一個人の意見として読んでいただけると幸いです。

  • モラハラに悩む人がアスペルガー(ASD)という情報にたどり着きやすい理由と、その心理的な背景
  • アスペルガーの一般的な症状と、モラハラパートナーの言動が重なって見える理由
  • 「障害だから仕方ない」と思いそうになったとき、本当に大切な視点とは何か

ツライ状況の中で知ったアスペルガー症候群

Chiru
Chiru
なんでこんなに上手くいかないんだろう…普通に話し合うことすらできない。

パートナーがモラハラ夫だなと気付きはじめてからは、常にモラハラについての情報収集をしていました。

時間があればネットで「モラハラ 対処法」「モラハラ チェック」と調べ、モラハラに関する書籍を買い漁る。このあたりは大体モラハラに悩む人は読んでいるのではないでしょうか。(わたしも例に漏れずまぁまぁなお金を落としました。)


まずはパートナーにされていることがモラハラかも…と思った方は、こちらも参考にしてみてください。

ケンカするといつも自分が悪いことになる……それはモラハラのサインかもしれません「ケンカをすると、なぜかいつも最後は自分が悪いことになっている」 「不満を伝えようとしたのに、気づけば自分が謝っている」 そんな経験...

しかし、どんなにネットで情報を読み漁っても、本でモラハラに関する対処法を学んでも、状況は改善しません。

そして、時間とお金を費やした情報網の中で必ずたどり着くのがアスペルガー症候群です。

モラハラに悩んでいる人は、多くの人が既に自分の置かれている状況はモラハラだとわかっています。ただ、それだけでは足りないんです。自分の状況を改善する情報が圧倒的に足りない。そして、たどり着く先がここ。

パートナーには何か障害や病気があるかもしれない

「モラハラ 病気」というキーワードでアスペルガー症候群の情報を見つけた人も多いことでしょう。

アスペルガー(ASD)の主な症状とは

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アスペルガー、アスペなんて言われたりしていますが、自閉症スペクトラム障害の中のひとつだったりするようです。※ここではわかりやすいように「アスペルガー」として呼び方を統一しています。

これまで、自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていましたが、2013年のアメリカ精神医学会(APA)の診断基準DSM-5の発表以降、自閉スペクトラム症(ASD;Autism Spectrum Disorder)としてまとめて表現するようになりました。自閉スペクトラム症は多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる生まれつきの脳機能障害で、人口の1%に及んでいるとも言われています。

出典:厚生労働省e-ヘルスネット

ひとつ知っておいてほしいのは、実際にASDの診断を受けている人はごく一部だということです。

「アスペルガーっぽい」「ASD寄り」という言い方をされることも多いですが、正式な診断は医師にしかできません。ネットのチェックリストや、周囲の「あの人そうだよね」という判断は、あくまで印象であって診断ではありません。

モラハラに悩んでいるとき、パートナーの言動をアスペルガーのチェックリストに当てはめていくと、ほぼすべてが当てはまるように見えてくることがあります。でもそれは、極度のストレス下にある人間が「説明をつけようとしている」状態であることも多い。

わたし自身もそうでした。全部当てはめてみて、「やっぱりそうだ」と安心する。でも翌朝また傷つく。その繰り返しでした。

パートナーに障害があるかもしれないと感じたなら、専門機関への相談を勧めるのが一番です。ただ、その判断をあなた一人で抱え込む必要はありません。

これをしていたらアスペルガー、この言葉を使っていたらアスペルガー、という明確な決まりはないし、アスペルガー「っぽい」やアスペルガー「寄り」というように、診断されていないけれど、症状が当てはまるからそうかもなぁという場合も多いと思います。

よく言われている症状として例を挙げると:

  • 言葉の裏の意味を理解することができない(言葉をそのまま受け取る)
  • 部屋を片付けることができない(整理整頓ができない)
  • こだわりが強い
  • 感覚過敏(視覚、聴覚、嗅覚など)

このような症状は、たいていモラハラパートナーに当てはまったりします。

アスペルガーチェックリストにあるようなことは、程度問題にもよりますが実は意外とわたしたちにも当てはまる部分があったり。

しかし、モラハラに悩んでいるときはそんなことを冷静に考えられる状態でありません。

悩める人
悩める人
当てはまる…これも当てはまる…やっぱり発達障害なんだ。

モラハラで悩んで毎日ツライ思いをしているときにアスペルガーという情報に出会うと、「あなたのモラハラパートナーは脳の機能障害がありますね」と言ってもらえたような気がして、少しホッとするんです。あぁ、そりゃ仕方ないか、と。(経験談)

モラハラの言動がアスペルガーの症状と重なって見える理由

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モラハラに悩んでいる人は、既に心身ともに疲れている状態です。そのため、とにかく少しでも気持ちを楽にしたい、安心したいと思っていることが多いです。

そうすると、モラハラパートナーの言動があれよあれよとアスペルガーの症状に当てはまっているような気がするんです。

  • 話が噛み合わない→アスペルガーだから言葉をそのまま受け取って齟齬が発生するんだな
  • 物を買い込んでは部屋をグチャグチャにする→アスペルガーだから整理整頓が苦手なんだな
  • 自分の思うようにいかないと怒る→アスペルガーだからこだわりが強いんだな
  • うるさいとか臭いとか暴言を吐く→アスペルガーだから感覚過敏なんだな
Chiru
Chiru
そっかぁ、脳の機能障害だったら仕方ない部分もあるか。

そう思えば、自分にはどうにもならないことなんだ、どうしようもできない部分があるんだと気持ちを落ち着けることができます。

頑張っても仕方ないことなんだな、と。

モラハラに悩んでいる人がアスペルガーの情報にたどり着く可能性が高いのは、こんな心理があるのもひとつの理由ではないかなと思います。

しかし、ここで少し立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

仮にパートナーがアスペルガー(ASD)だとわかったとして——それで、あなたの状況は変わるでしょうか?

わたしもこの問いに直面したことがあります。「脳の機能障害だから仕方ない」と思えば少し楽になれる。でも、楽になった翌日も、また同じことをされる。「仕方ない」という言葉が、だんだんと自分を追い詰める言葉に変わっていきます。

ASDには確かに特性があります。でも、ASDだからといって相手を傷つけていいわけではないし、ASDだからといってモラハラが許されるわけでもありません。

障害や特性は「なぜそうなのかの説明」にはなっても、「だからあなたが我慢すべき理由」にはならない。

わたしがもっと早くに気づきたかったのは、このことでした。

アスペルガーという言葉に出会って、少しだけ気持ちが楽になった。その経験は間違いじゃないと思います。「仕方ないのかもしれない」と思える瞬間が、壊れそうになっている自分をギリギリで支えてくれていたこともあるはずだから。

ただ、ひとつだけ覚えておいてほしいことがあります。

パートナーに障害や特性があるかどうかに関係なく、あなたが傷ついているという事実は変わりません。

「障害だから」という言葉は、あなたが我慢し続けていい理由にはなりません。説明にはなっても、免罪符にはならない。

今この瞬間も傷ついているなら、まず自分の心を守ることを最優先にしてください。相手を理解しようとすることと、自分を犠牲にし続けることは、まったく別のことです。

今すぐ答えを出さなくていい。ただ、「自分はこのままでいいのかな」という感覚を、大切にしていてほしいと思います。

心が疲れているとき、辛くてどうしようもならないとき。

どんな情報でもいいから、精神安定剤になるようなことを探し出してしまうのが、自分自身を守るための人間の自己保護力なのかもしれません。

このブログも、あなたにとってほんの少しの精神安定剤になっていることを願います。

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