モラハラ・DV

【チェック】これってDV(ドメスティックバイオレンス)?悩んだ時のチェックリスト

もしこれを読んでいるあなたが、パートナーとの関係に「あれ?」と思うことがあったら。もしかしたらそれは、DV(ドメスティックバイオレンス)に当てはまるかもしれません。

Chiru
Chiru
わたしも昔は知りませんでした。こんなこともDVになるんです。

DVにはこのような種類があると言われています

●身体的暴力

殴る、蹴るはもちろんアウト。叩くという行為もNGです。「一発だけだから…」「そんなに痛くなかったし…」と思っているあなた。よくドラマなどで見るような激しい暴力でなくても、突き飛ばしたりすることだって身体的暴力に当てはまるんです。

「これくらいはまだ大丈夫」なんて思わないで…。「ちょっと突き飛ばされただけだから大丈夫!まだ殴られたわけじゃないし。」「一発殴られただけだから大丈夫!一発だけだし。」「勢いで首絞められただけだから大丈夫!まだ生きてるし。」・・・

身体的暴力はだんだんエスカレートする可能性が高いです。よく考えてみてください。もし当りどころが悪かったりしたら、最悪の事態になる可能性もあるんです…

 

●精神的暴力

一般的に、この部類のDVがモラハラ(モラルハラスメント )と言われています。怒鳴られたり脅したりされれば、相手に恐怖を覚えますよね。これはたとえケンカの延長線であったとしてもNGだと思います。人格を否定するようなことを言ったり、バカにしたりすることももちろん精神的暴力です。

あなたが大切にしているものをわざと壊したり、物を投げたりして威嚇するのもアウト。自分が大切にしているものを壊されるって、ものすごいダメージが大きいのです…

そして見逃しがちなのが、無視をし続けたり、「死んでやる!」と言って自殺をほのめかしたりすること。「死」をチラつかせて相手を支配するなんて絶対にダメ。そして、無視は無言の暴力です。

モラハラは本当にたちが悪いと思います。瀕死になるまで気が付かないパターンも多いので、なるべくなら早めに気が付きたいもの・・・

Chiru
Chiru
わかります、渦中にいるとなかなか気が付けないんですよね・・・

言葉で相手を傷付けるとはこういうこと。モラ夫による言葉の攻撃力は凄まじい・・・

●経済的暴力

例えば、夫が働いていて妻が専業主婦の方。毎月夫から生活費をもらって、家計のやりくりをしていたとします。このような関係のとき、夫が意図的に生活費を渡さないことは、経済的暴力に当たるとされています。

婚姻関係にある場合、経済的なことは夫婦ふたりでなんとかしていくものだと思います。もちろん家庭の経済状況は様々ですが、意図的にどちらか一方にだけ責任を押し付けたり負担を強いたりするのはちょっと違うのではないでしょうか。

●社会的暴力

あなたのパートナーは、あなたが友達と遊びに行くことを快く送り出してくれますか?実家に帰ることを制限することはありませんか?

社会との繋がりを断ち、徐々にあなたを“パートナーとあなたの2人だけの世界”に閉じ込めることも、DVのひとつなんです。あなたはパートナー以外の世界を持っていても良いのです。

 

●性的暴力

あなたのパートナーは、きちんとあなたの気持ちを考えてくれていますか?嫌なことを嫌だと言った時、しっかり聞いてくれますか?

好きで一緒にいるパートナーです。あなたが嫌だと言うことを強要するのであれば、それもDVなんです。本当にあなたのことを大切に思っている相手であれば、絶対にあなたが嫌がることはしないはず…

これについてはなかなか人に相談できる内容ではないですよね…でも、大切なのは他でもない、あなたの心と身体です。特にこの暴力の場合、傷つくのは圧倒的に女性の方なんです。

 

もしこの中に当てはまることがあったら

一度、少しだけでもいいのでパートナーとの関係を見つめ直してみてください。「別れる」「別れない」ではなく、まずは今起きているその事実をしっかり見てみて。

Chiru
Chiru
どんな理由があれ、ダメなものはダメなんです!!

わたしも当時、このようなチェックリストを見て「そうか…これは“暴力”なんだ」と自分の中ではっきりさせることができました。モヤモヤとしていた時は対応策すら見出せなかったので、ただただ苦しかったです。

まずは現状をしっかり見つめて。あなたが直面している問題は、ドメスティックバイオレンスではありませんか?