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日々何も考えずに仕事や家事に追われて時間を過ごす人もいれば、「自分ってなんで生きてるんだろう」と自分の生きる意味を考えてモヤモヤしてる人もいます。
生きることに意味を見出せないでいるときは、深い闇に落ちてしまったかのような虚無感、やるせなさ、絶望感に襲われることも。
この記事は
- 突然涙があふれてきてしまう
- このまま消えてなくなりたいと思ってしまう
- 生きている意味を見出せなくてこの世から居なくなってしまおうかと思う
そんなふうに、ときどき真っ暗な世界に落ちてしまうあなたに向けて書いています。
私もみなさんと同じように混沌とした意識の中でもがいて考えては、夜な夜な涙した日がたくさんあります。
そのたびに、生きる意味について自問自答し続けていました。
この記事の結論から先にお伝えしてしまうと、
生きる意味なんて考えなくても大丈夫。あなたには生きていてほしい。
ということ。
今抱えているモヤモヤは、人によってその背景や原因、理由などさまざまです。
それでも、どこかで誰かに助けを求めていたりもする。
そんなとき、この記事を読んで少しでも気持ちが楽になれば幸いです。
さっそく見ていきましょう。
【人間って?】それは生きているということ
「なんで私は生きてるんだろう」
そんなモヤモヤを抱えて涙を流しているとき、自分の中では漠然とした不安や恐怖があったりします。
誰もこの混沌とした世界から救ってはくれないだろうし、自分ひとり居なくなったところで世界は変わらないと思ったり。
でも、それこそが人間である証。
私たち人間は、生きてるからこそ悩んだり考えたりすることができます。
死んだら人間じゃない
というのはなんとなく分かってはいるものの、この世界から消えてなくなりたいと考える人の中で「人間をやめたい」という人はあまり多くないような気がします。
- 今ある不安や恐怖から解放されたい
- こんなに絶望的で憂鬱な世界から抜け出したい
それは、あくまでも「人間のまま」「人間として生きていくために」願っていること。
「人間」としての生きる意味が見出せず、答えのない質問に押しつぶされそうになっている状態ではないでしょうか。
でも、そうやって答えの出ないことをじっくり深く考えられるのも人間の特徴だったりします。
私たちは、やはり死ぬまで人間をやめられそうにありません。
【生物の生き方】動物や昆虫の生きる意味
私たち人間以外のいきものたちは、それぞれどんな生きる意味を持っているのでしょうか?
この地球上に存在する人間以外のいきものたちは大勢います。
人間とは異なる進化を遂げたいきものたちについて、その生態から見える「生き方」をいくつか見てみましょう。
①コアラの生きる意味
大の動物好きな私ですが、最近はよくコアラに似ていると言われます。
風貌というよりも、常に眠たそうにしている日々の行動が似ている、といった感じでしょうか。
コアラは、一日のうち22時間を寝て過ごします。
24時間のうち、22時間です。
起きている2時間でご飯を食べ、排泄をします。
コアラはユーカリの葉を主食にしているので、特に他の動物をおそったりしません。
つまり、狩りをしない。
ただ寝て、起きているときにゆっくりとユーカリの葉を食べて、排泄し、また寝るのです。
それがコアラの一生です。
さて、コアラはなんのために生きているのでしょうか?
②猫の生きる意味
飼い猫や野良猫、どちらにしても、のんびりゆっくり生きている猫たち。
暖かい季節は日向で伸びーっと寝転がり、寒い季節はくるっと丸まっています。
飼い猫であれば気が向いたら飼い主たちを遊んであげ、お腹が空いたらご飯を頂戴する。
野良猫の場合も、気の赴くままに散歩をし、疲れたらゆっくりできる寝床を探す。
たまに小さな生き物を捕まえて食べたり、ちょっと機嫌が悪いときは他の猫とケンカしてみたり。
仕事などという生産性を求められることはほとんどしない。
まさしく自由気ままな人生。
さて、猫はなんのために生きているのでしょうか?
③虫たちの生きる意味
バッタやカブトムシ、アリやセミ。
小さな子供から大人までみんなが知っている虫というのは、実は昆虫の種類全体からしたらほんの数パーセントに過ぎないんだとか。
それくらい、世の中にはたくさんの種類の虫たちが生きています。
それぞれ生きるために食糧を確保し、種の存続のために子孫を残す。
でも、私たちが知っている虫なんてほんのひと握り。
私たちの知らないところで多くの虫たちが生まれては死ぬ、という連鎖を繰り返しています。
ただ生きるために食べて、外敵から身を守り、子孫を残していく。
そんなシンプルな(つまらなそうな)生き方の中でも、自殺する虫はいないそうです。
つまり、自分の人生を卑下して自ら命を絶つ虫はいない。
では、虫たちはなんのために生きているのでしょうか?
【必ず終わりがくる人生】人間は死亡率100%
いきものたちの「生きる意味」を見てみると、なんだか私たち人間だけが複雑で面倒ないきもののように感じてきます。
私たちは、なぜ「生きる意味」という答えのない問いに悩み続けているのでしょうか?
- 毎日混沌とした気持ちで自分に無いものばかりを考えて他者と比較する日々
- 毎日なんだかよくわからないけど適度に楽しく幸せを感じられる日々
どちらの過ごし方でも、人生には必ず終わりがきます。
人間の死亡率は100%
これは、あの有名なバカの壁にも書かれていたことです。
当たり前のことなのに、日々を生きているときは忘れがちになること。
なぜだか分からないまま暗い世界に落ちてしまったような気分になる夜も、突然涙が出てくる朝も、次の瞬間、私たちがそのまま「悩み続けられるかどうか」は誰にも分かりません。
人間の死亡率は100%ですが、それがいつ訪れるかは現代の技術をもってしても予測不可能なのです。
まとめ:生きる意味なんて考えなくていい。ただ生きる
どうせ消えてなくなるのだから、今消えることは考えなくてもいい。
どうせこの世界からいなくなるのだから、今いなくならなくてもいい。
安心してください。
あなたは必ず死にます。
そう焦らなくても、私たち人間の死亡率は100%なんですから。
私たち人間の生きる意味なんて、そんな大それたことも考えなくていいんです。
コアラだって猫だって、虫たちだってみんなただ生きている。
それでも「いますぐ消えてなくなりたい」??
消えてなくなってしまえば、あなたはもう人間ではなくなります。
生きる意味なんて考えなくて済むし、混沌とした世界を感じる必要もありません。
でも、それなら今日いなくなっても数年後、数十年後にいなくなってもいいんじゃないでしょうか?
少なくとも、私はあなたにいなくなってほしくはありません。
もう少し、人間として生まれたこの混沌とした世界を楽しんでみませんか?
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