世の中を観察していると、どうも誰がつくったかどうかもわからないような不思議な枠にとらわれている人が多いような気がします。
「○○しなければならない」「○○でないといけない」
もっと自由な考え方があってもいいのになと思うのです。
その中でも、恋愛・結婚に関する「○○べき論」については、特になぜ?と思うことが多いです。固定概念というやつでしょうか。といっても・・・
もし今あなたが、恋愛や結婚について何かに悩んだり苦しんだりしているのなら、それはもしかしたら、誰が決めたかもわからないような不思議な枠にとらわれているからかもしれません。
恋愛や結婚のことで誰かに何かを言われたとき、モヤッとしながらもうまく言い返せなかった経験、ありませんか。
わたしはあります。それも何度も。
「彼氏いないの?」「まだ結婚しないの?」「婚期逃すよ?」——言ってくる人は悪気がないのは重々承知。でも、なんで毎回こんなにざわざわするんだろうとずっと思っていました。
今になって思うのは、あのざわざわの正体は「自分の感覚と誰かの”常識”がぶつかっている」音、だったのではないだろうかということ。
そしてその”常識”って、よく考えてみたら、いったい誰が決めたんだろう?ってなるんですよね。
今日は、わたしが不思議に感じた、恋愛・結婚に関する3つの「○○べき論」についてお話したいと思います。
- 「彼氏をつくるべき」「若いうちに結婚すべき」といった恋愛・結婚の”常識”が、実は誰が決めたかもわからないものだったということ
- 結婚したからといって必ず幸せになれるわけではない——結婚を経験したわたし自身がそう感じている理由
- 誰かの「べき論」に苦しんでいるなら、その枠はそもそも飛び出していいものだということ
①彼氏・彼女がいない人は寂しい?「パートナーをつくる」べき
もちろんパートナーがいたら楽しいこともあるし、ドキドキワクワクといった感情を味わうことができます。わたしもかつては恋愛体質だったので、その気持ちはわからなくもない。ただ、今のわたしが思うこと。それは・・・
パートナーがいない時期があったって問題なし。無理してつくる必要なんてない。
そもそも、他人にパートナーがいるかどうかなんて、みんなそんなに気になるものなのでしょうか?多くの人にとっては、他人のパートナー事情なんて正直あまり関心がありません。
ただ、気になる人は気になってしまうんでしょう。そのうちの一人が、あなたの周りの人なのかもしれない。
パートナーがいなくても、楽しく素敵に過ごしている人は世の中にたくさんいます。
この世には、一人でも楽しめることだって山のようにあります。本を読んだり映画を見たり。散歩したりジムに行って体を動かしたり。
パートナーがいなくたって、友達や家族とおしゃべりしたり。書き出せばキリがないくらい、パートナー無しで楽しめることはたくさんあります。
そうやって自分自身の時間を思いっきり楽しんでいれば、自然と気持ちも前向きになって笑顔が増えてきます。人生を楽しんでいるうちに、いつかあなたの魅力に惹かれる人が現れるからどうか心配しないで。
思い出したこと
わたしが20代の頃、職場の先輩から「あなた彼氏いないの?もったいない、早く見つけなよ」と言われたことがありました。
先輩はわたしのことを心配してくれていたのか、ただの世間話のつもりだったのかは定かではありません。でも当時のわたしは、その言葉を聞いて「ああ、彼氏がいないわたしはどこか足りていないんだ」という気持ちになってしまいました。
今思えば、全然そんなことなんてないのに。
彼氏がいてもいなくても、わたしはわたしだし、足りないものなんて何もなかった。
「パートナーがいない=かわいそう・寂しそう」という図式は、一体どこから来ているんでしょう?
パートナーがいなくても充実している人はたくさんいるし、パートナーがいても孤独を感じている人もいる。結局は、一緒にいる相手の問題ではなくて、自分の時間をどう過ごすかの問題なのかもしれないな、と思ったりもするのです。
②結婚さえすれば幸せになれる?「結婚する」べき
「結婚=幸せ」って誰が決めたのでしょうか?
私自身、結婚してみて思ったこと。それは、結婚したからといって、必ず幸せになれるなんて保証はどこにもないということ。結婚していなくたって幸せに生きている人はいるし、結婚していても不幸せと感じている人もいるのです。
「結婚はするべきじゃない」とも思わないし、「結婚なんてしない方がいいよ」と言いたいわけでもありません。
「結婚しない」と言う選択肢があってもいいと思うんだけどな、ということ。
わたし自身の話
結婚してはじめてわかったことがありました。
結婚って、するまでの方がずっとキラキラして見えるんですよね。
結婚が決まり、指輪を選んで、式の準備をして。そういう「特別なイベント」がたくさんある。でも結婚した後の日常は、盛大なイベントなんて大して起きない。ただの日常です。もちろん、その日常こそが大切ではあります。
問題は、「結婚さえすれば幸せになれる」という期待を持ったまま結婚してしまうと、その「ただの日常」がとても苦しく感じることがある、ということ。
結婚は「幸せのゴール」じゃなくて「ふたりで暮らしていくスタート地点」に過ぎない。そう地に足をつけて考えられていたら、もう少し違うものになっていたかもしれないな・・・なんてことを、今は静かに思います。
もし大切なパートナーがいて、「結婚したい」という気持ちがあるならそれは大事にしてほしい。ただ、「結婚しなければ」という焦りと、「結婚したい」という気持ちは、ちゃんと区別できているといいなと思うのです。
③早く結婚すれば幸せ?「若いうちに結婚する」べき
この「若いうちに結婚するべき論」を唱えてくる人、またそう信じている人もたくさんいるように思います。
そもそも“婚期”って何歳から何歳までのことを言っているのでしょうか。まるで女性の婚期(結婚適齢期?)が世界中で統一されているかのような考え方に、わたしは違和感を感じるのです。
人は一人一人違うのに、婚期という「何歳から何歳までに結婚をしないと」といった不思議な枠にとらわれて、結婚を焦ってしまう人もいます。今は偉そうに異論を唱えていますが、正直に言うと昔のわたしも年齢の枠にとらわれて結婚を焦っていた一人でした。
若いうちに結婚をしたから幸せ、なんて法則はどこにもありません。20歳で結婚して幸せな人もいれば、60歳で結婚して幸せな人もいます。年齢の枠にとらわれて焦る必要なんてどこにもないのです。
若いうちに結婚しようが、歳を重ねてから結婚しようが、幸せな人は幸せ。
不思議な枠から抜け出そう
誰が決めたかわからない不思議な枠にとらわれて悩むくらいなら、いっそその枠から飛び出してみませんか?
悩んでいる今よりも、きっともっとずっと生きやすくなるはずです。
もちろん、恋愛したい気持ちも、結婚したい気持ちも、素敵なことだと思います。それを否定したいわけじゃない。
ただ、「しなければならない」という気持ちで恋愛や結婚を焦るのは、自分にとっても相手にとっても、ちょっとしんどいことになりやすい気がします。わたし自身、焦って結婚した経験があるから、余計にそう思うのかもしれません。
「べき論」から自由になることは、急にできることじゃない。それは、長い時間をかけて刷り込まれてきたものだから。でも、「あれ、これって誰が決めたんだっけ?」と一回立ち止まれるようになるだけで、少しだけ自分の気持ちが楽になれることもあります。
あなたの人生のペースは、あなたが決めていい。わたしはそう思うんです。
![]()
人気ブログランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます。


