何かに困っているとき、知恵を貸してほしいとき、ただ話を聞いてほしいとき。
あなたは周りの誰かに話したり相談したりしますか?自分はよく周りに相談するという方、その相談相手は、あなたにとってどんな関係の人でしょうか?
今回は、あなたがパートナーからモラハラ・DVを受けている場合、どんな相手に相談したら良いか?どのような相手には相談すべきでないか?についてお話したいと思います。
モラハラやDVの悩みは、一般的な悩みとは少し違ったりします。
仕事がうまくいかない、友達と気まずくなったなど、そういう悩みであれば、気心の知れた誰かに話すだけで、気持ちが楽になることも多いと思います。
しかしモラハラやDVについての悩みというのは、相談相手を間違えると、かえって状況が悪くなってしまうことがあります。
わたし自身も、この「誰に話すべきか」の部分で何度か失敗した経験があります。大丈夫だろうと思って話してしまったことで、結果として自分の状況をさらに複雑にしてしまったこともありました。
わたしと同じような思いをしないためにも、今回はモラハラ・DVの渦中にいるときの相談相手についてお伝えしたいと思います。
- モラハラ・DVの悩みを「誰でもいいから話したい」と相談すると、かえって状況が悪化する可能性があること
- 共通の友人・義両親・SNSなど、相談してはいけない具体的な相手とその理由
- 本当に話すべき相手の3つの条件と、身近に頼れる人がいない場合の選択肢
「誰でもいいから話したい」——その気持ちが、状況をさらに悪化させることがある
モラハラやDVを受けている場合、多くの人が一番苦しいと感じることのひとつが「これを誰に話せばいいのかわからない」という孤独感です。
話したいけど、話せない。話せたとしても、誰に話すべきかわからない。話してしまったあとのことを考えると、怖くて動けない。
そのもどかしさの中で、自分の中だけで溜め込んで、気がついたら限界を超えていた——そういった経験をする方も少なくありません。
モラハラやDVの辛さは、周りには見えにくいんですよね。骨折したときに、松葉杖をついていれば、外から見てもすぐにわかります。ただ、モラハラやDVを受けている人の傷は、周囲からは見えません。
だからこそ自身も「大げさかな」「信じてもらえないかも」という不安が先に立って、誰かに打ち明けること自体のハードルが上がってしまう。
ただ、それでも話したくなる、これは当然です。人間ですから。辛いことがあれば、誰かに聞いてほしくなる。
ただ、モラハラやDVについての相談は、相手を間違えると自分へのダメージが増えることもあります。せっかく勇気を出して話したのに、余計につらくなってしまう、さらに状況が悪化する。それは避けてほしい。
そのため、誰かに相談する前には、ほんの少しだけ立ち止まってみてください。
信頼できない人には相談しない。
これは言わずとも分かる第一条件であり、誰だって、信頼していない人に対してわざわざ自分の困りごと・悩みごとを伝えることはしないと思います。そんな人に相談したところで、あなたの気持ちが穏やかにはなりませんよね。
こんな状況だと、相談どころではありません。
ということで、あなたが相談する相手は、あなたが本当に信頼できる人にすべきです。
「そんなの当たり前だよ」と思った方。どうしても心がワサワサして、「誰でもいいから話を聞いてほしい!」と、思わず職場のランチタイムでみんなに話してしまったことはありませんか?バイト先の仲間にちらっとグチってしまったことはありませんか?
もちろん、その話した相手が、あなたにとって本当に信頼できる人であれば問題はありません。ただ、あなたの悩みごとがモラハラやDVについてであるとしたら…今一度その相談相手との信頼関係について考えてみてください。
モラハラやDVを受けて困っている、悩んでいるあなたは、今とても辛い気持ちだと思います。少しでも聞いてほしくて、気持ちを楽にしたくて誰かに話してしまう。話さずにはいられない。その気持ちは痛いほどわかります。
しかし、ただでさえ辛い気持ちの中、ふと誰かに話したことがきっかけで、さらにあなたが嫌な気持ちになってしまう可能性もあるのです。
・仕事仲間が心配して、これでもかと気を遣ってくれるようになった→仕事がやりづらくなってしまった
・バイト先の仲間が、良かれと思って店長に伝えた→バイトに行きづらくなってしまった
あなたがこれ以上嫌な思いをしないためにも、相談相手が本当に信頼できる人か、もう一度しっかり考えてみてはどうでしょうか。
モラハラ彼氏・DV夫の味方となるような人には相談しない
もしあなたがこのようなことを思っているとしたら。わたしはこう伝えたい。
『やめておいたほうがいい』
共通の友達が、たとえ元はあなた側の友人だったとして。今現在、その友人はあなたの彼と直接話ができる関係ではありませんか?連絡が取れる間柄だったりしませんか?
この場合、どんなにその友人があなたと仲が良かったとしても、わたしならモラハラについては相談しません。なぜなら、その友人はモラハラ彼氏からも話を聞くはずです。そこで、モラハラ彼氏が本当のことを言うとは限りません。
その後、モラハラ彼氏の巧みな話術によって、友人が彼の味方をし始めてしまったら?彼は「やはり俺が正しいんだ!」と思うようになり、さらにあなたに対するモラハラがひどくなる可能性もあるかもしれません。
義理の親は、あなたのことをとても可愛がってくれている。何かあったときは、いつも相談に乗ってくれている。たとえそうだとしても、彼らにとってDV夫は「息子」です。「大切な息子」なんです。
いくらあなたのことを可愛がって仲良くしてくれていたとしても、究極の決断を迫られたとき、彼らは必ず子供の味方をするでしょう。自分の子供がたとえDVをしていたとしても、息子の言い分を聞けば、やはり最後は息子の味方をするのが親ではないでしょうか。
この場合も、義理の親というのはDV夫側の人間なんです。そして、親に説得されたからといって、彼らがDVをやめると思いますか?
義理の両親が夫の味方につかず、中立の立場を貫いたとして。それでもあなたが求めているような救いがあることは、残念ながら少ないでしょう。
モラハラ彼氏・DV夫に情報が伝わる恐れのある人には相談しない
インターネット上の繋がりが当たり前になってきている現代。このように、SNSで知り合った相手に相談する人もいるでしょう。軽くグチったり、同じような境遇の人に話を聞いてもらったり。それ自体は、決して悪いことではないと思います。
ただ、あなたはそこからモラハラ彼氏・DV夫に情報が漏れないと断言できますか?絶対に知られることはないと言い切れますか?
あなたは知っているはずです。ときとしてモラハラ彼氏・DV夫は、異常なほどあなたに対して怒りや執着を見せます。そんな相手が、ネット上の情報をチェックしないと思いますか?
モラハラ・DVに悩んでいるあなたなら、彼らがどんな性格かは一番良く知っているはず。であれば、これは得策ではないですよね。
まとめ:じゃあどんな相手に相談したらいいの?
あなたがモラハラ・DVに悩んでいて誰かに相談したいとき。
ここまでお話した“こんな相手には相談しない方がいい”人たちとは反対の人に相談することができれば、あなたは身の安全を確保しながら気持ちを楽にすることができると思います。
・あなたが本当に信頼できる人
・絶対にあなたの味方になってくれる人
・あなたの話を周りに話さない人
わたしの場合、それは家族でした。いつでもわたしの味方でいてくれ、相談した内容を決して他で話すことはありませんでした。心から信頼できる家族には感謝してもしきれません。
もしあなたが家族や友人にも話せない環境だったら。周りに信頼できる人がいなかったら。
わたしでよければ話してください。あなたの問題を解決はできないかもしれないけれど、わたしが話を聞くことで少しでもあなたの気持ちが軽くなれば幸いです。
「信頼できる人がいない」と感じている場合でも、専門の相談窓口を利用するという選択肢があります。
DVやモラハラに関する相談窓口は、全国に存在しています。電話でもチャットでも相談できる窓口もあり、匿名で話せる場合がほとんどです。
身近な人に話すのが難しい状況であれば、まずそういった窓口に連絡してみることも、「最初の一歩」になると思います。
「こんなことで相談していいのかな」と思わなくて大丈夫です。
悩んでいること、しんどいと感じていること、それを自分の言葉で伝えるだけ、それだけで、話す理由として十分です。
誰かに話すことは、状況を変える第一歩になることがあります。
あなたがひとりで抱えている重さを、少しだけ誰かと分け合えますように。
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