離婚するかどうかを悩んでいるあなたへ。あなたの人生は誰のもの？

今回は、現在モラハラやDVが理由でパートナーと離婚するかどうかを悩んでいる人たちに、私なりに伝えたいことをお話したいと思います。

私のことについて

まずは私自身のことを少しだけ。私は、人生で結婚と離婚を一度ずつ経験しています。

私が決断を下してからどのくらいの時が経ったでしょうか。あの日から今日までの時間は、とてもあっという間でした。それは、後ろを振り返らないよう、必死に前だけを見て突き進んできたからだと思います。

決めるのはあなた自身

まず最初に伝えたいこと。それは、「離婚をするもしないも決めるのは自分」ということ。当たり前のことと思うかもしれませんが、今悩んでいる人たちにとって、この“決める＝決断”というのが難しいですよね。すぐに決断できる人は、この記事を読んでいないだろうなぁ。

誰でも人生の中で大きな決定をする時は躊躇してしまうもの。それが離婚となると尚更。

悩みますよね。なかなか決められないですよね。わかります。もし決めることが出来なかったら、その時は決断しなくてもいいんです。今すぐに答えを出す必要はありません。“今すぐに答えを出さないことを決めた”という決断でもいいんです。

大切なのは、あなた自身がその決断をすることです。

「友達が別れた方がいいって言ったから別れよう」「親がもう少し頑張ってみたらと言ったから今別れるのはやめよう」一番やってほしくないのがこの決め方。

もし別れた後で「やっぱり別れない方が良かったかもしれない」と思った時、あなたは絶対に友達のせいにしないですか？もしあと少し頑張ってみた後「あの時別れておけば良かったかもしれない」と思った時、あなたは親のせいにしないと言い切れますか？

もちろん人の意見を参考にするのは全く問題ないと思います。ただし、自分で決めたかどうかによって、あなたのその後の人生は大きく変わるのです。

離婚に対する恐れ

あなたは“離婚”についてどう思いますか？

これは、私が思っていたことです。そして、この恐れがあったからこそなかなか決断できずにいました。「会社で仕事がやりづらくなったらどうしよう」「私はこの先幸せになれるのだろうか」決断するまで、いや、決断した後でさえこの考えは残っていたと思います。

でも、私は今普通に仕事も出来てるし、幸せに暮らしています。

離婚する前はすごく恐かったし、離婚直後もやっぱり恐かったけど、自分次第でなんとでもなるということが分かりました。

「絶対に周りから変な目で見られることはないよ！」「別れた後、絶対すぐに新しい素敵な人と幸せになれるよ！」とは言えません。中には心無い言葉を投げてくる人もいるかもしれません。影でコソコソ言われるかもしれません。バツがついているということで、あなたから離れる人がいるかもしれません。

でもね、あなたが堂々としていれば、最初は噂の的になったり好奇の目で見られるかもしれないけど、そんなものはすぐに無くなります。バツがついているからといってあなたから離れた人がいたら、そんな人はあなたにふさわしくありません。あなたが凛としていれば、そんなあなたを素敵だなと思う人だって現れます。

本当に恐いのは、決断しないでずっと同じところで悩み続ける人生を送ることだと私は思います。

あなたの幸せって何ですか？

人は誰しも、自分が選ばなかった道を知ることはできません。私は、“もしあの時別れていなかったら”という人生を歩むことはできません。それでも、今私があの時選ばなかった人生を想像してみても、絶対に今の方が幸せだということは分かります。それは、自分が選んだ道を正解にしてきたからだと思っています。

この道を行くと決めた後、決して楽な道ではなかったけれど、一度も後悔したことはありません。

悩みの渦中にいる人達にとって、“幸せ”が何かという問いに答えることは容易ではないですよね。私も「自分の幸せって何だろう？」と何度も何度も考えました。そして、ようやく思い付いた、というよりも思い出したんです。悩んで決断した今だから分かる私の幸せは、「明るく楽しく穏やかに暮らすこと」。

そこに気が付いた時、私は自分の人生を生きていないことにも気付いたのです。それまでは、自分を大切にしない人のために大事な人生の時間を使っていたと。私の人生の主人公は私です。そして、

あなたの人生の主人公はあなたです。

決断するのはあなたです。あなたが決めて大丈夫なんです。あとは、あなた自身が選んだその道を、精一杯生きるだけです。

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