2020年、明けましておめでとうございます。私のブログに足を運んでくださっている方たちが、安全な場所で少しでも穏やかに新年を迎えられていることを願います。
※本記事が消えてしまっていたため再投稿です。
新年、昔はよく「今年は〇〇な自分になる!」といった抱負を掲げていたものです。それは、去年の自分は△△だったけど、今年はレベルアップして〇〇になりたい!というように、「去年の自分」を理解したうえで「今年の自分」はこうありたいという目標を定めたもの。
しかし、DV・モラハラ夫と一緒にいた頃、私は新年の抱負なんて掲げたことはありません。なぜなら、日を追うごとに去年の自分はおろか「わたし」というものが分からなくなっていたからです。
小さい頃を思い出してみてください
この世に生まれてから歩けるようになり、会話が出来るようになり、やがて保育園や幼稚園へ行き、ランドセルを背負って小学校へ通ったあの頃。家や学校ではどのように過ごしていたでしょうか。
私はといえば、小学生までは少し恥ずかしがり屋で内弁慶、だけど明るいおませな女の子だった記憶があります。家では家族とたくさんお話をしてゲラゲラと笑い、幼稚園や小学校では少し「いい子」になっていましたね笑。幼稚園で絵を描けば、友達から「私にも描いて〜!」と言ってもらえたり、小学校では宿題を忘れるなんてことは絶対にせず、学級委員なんかにも選ばれたり。いわゆる、明朗活発で真面目な幼少時代でした。
中学校、高校、大学と、学生時代はもちろん幾度となく壁にぶつかり、時には周りと衝突したこともありました。色々ありましたが、たくさん悩んで泣いて怒って笑って、今思えばしっかり青春していたなと思います。目まぐるしい時代でしたが、それでも明るさと優しさは忘れていなかったです。
DV・モラハラパートナーと出会う前の自分
アルバイトをする時、社会人になる時、エントリーシートや履歴書に「自分の長所と短所」を書く項目があると思います。その“長所”の欄、あなたはどのように書いていましたか?
私はいたってシンプル。
長所:明るく元気、前向きに物事を考えることが出来る
基本的に、「明るい」「元気」「前向き」という性格が自分の長所であると認識していました。家族や友達と接する時の私は、よく喋りよく笑い、そして悔しい時や悲しい時には涙し、家族や友達のことを気にかけることのできる人間だったと思います。
そして、周りからも概ねこのように見てもらえていたと感じます。そんな家族や友達と一緒にいる時、私はとても楽でした。もちろんたまには自分自身に腹が立ったり自己嫌悪に陥るようなこともありましたが、それでもしっかりと「わたし」は存在していました。
DV・モラハラパートナーと一緒になる前のあなたは、どんな「あなた」でしたか?
DV・モラハラパートナーと一緒にいる時の自分
明るく活発だった私は、その後モラハラパートナーとの生活が進むにつれ、徐々に笑顔が無くなっていきました。どんなことに対しても笑えない。大好きな家族との会話だって、友達とのおしゃべりだって、心から楽しめないのです。いつも頭の片隅で、見えない恐怖と闘っていたのでしょう。
「お前の話はつまらない」と言われ続けると、「そうか、私の話は面白くないのか」と思い始め、積極的に話せなくなってしまう。
何を話しても否定ばかりされると、だんだんと話すこと自体が嫌になってきてしまう。
あんなにおしゃべりが大好きで前向きな思考の持ち主だった私は、いつの間にか話すことすら怖くなり、どんどんネガティブになっていったのです。
本当のあなたはどんな「あなた」ですか??
これを読んでいる人たちの中にも、本当の自分が分からなくなってしまった人がいるかもしれません。そんな方は、少し立ち止まって思い返してみてください。
あなたは本当にそんなにネガティブな人でしたか?笑顔の少ない人でしたか?
きっと、答えはNO。本当のあなたの声にしっかりと耳を傾け、自分の素敵なところをもう一度見つけてみてください。大丈夫。一度本当の自分を見失ってしまった人でも、必ずまた見つけられます。
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