パートナーから言われる言葉ひとつひとつに「あれ?」と違和感を感じたり、彼らの豹変する態度に困惑したり。
「これってモラハラじゃないの?」
「でも、私が過敏になっているだけかもしれない」
そう感じては悩み、心にモヤモヤを抱えている人はたくさんいると思います。
自分がされていることはモラハラかもしれないと感じてるあなたは、もしかしたら既にモラハラ被害者である可能性が。。
今回はわたしの実体験も踏まえ、モラハラ被害者にありがちな行動について紹介していきます。
- モラハラ被害者にありがちな「3つの行動パターン」と、自分が当てはまるかどうか
- パートナーをかばってしまう心理の背景と、それがなぜ自分を傷つけることになるのか
- 「これってモラハラかな?」という感覚をどう受け止め、次の一歩につなげるか
その1:周りの人にパートナーのことを相談する
パートナーの言動に振り回されている人は、だんだんと自分一人ではモヤモヤを抱えきれなくなってきます。
パートナーと一緒にいる時間が長いと精神的なダメージが影響している場合(とにかく誰かに話を聞いてもらわないと落ち着かない症状)もありますが、はじめのうちはただ単純に「これって普通かな?」という湧き上がる疑問を、他の人の意見を聞くことで納得や安心したいというのが理由かと思います。
そして、家族や友達など周りの人に、パートナーから発せられる言葉や違和感を感じる態度についてを相談しはじめます。
相談するときは、なんとなく「そんなに大したことじゃないんだけど〜」という感じで話すことが多かったりします。もし自分がパートナーに痛めつけられている、攻撃されていると第三者に話せば、その現状を事実として改めて自分で認識することになり、更に辛くなってしまうからだと思います。
もちろん誰でも、周りには自分が幸せであることを見せたいですし、心配をかけたくないという気持ちもあるでしょう。
相談時の言い方はさまざまですが、自分の苦しさを吐き出したい、もしくは自分が置かれている状況はそんなに悪くないと認識したい、といった理由で周りの人に相談をすることが多いのではないでしょうか。
まずは、あなたが「誰かに相談したい悩みを持っている」というのがひとつのポイントです。
※誰に相談するかは慎重に考えてくださいね。
その2:パートナーに対する周りからの意見がマイナス
周りに相談したとき、彼らはあなたのパートナーに対してどんな意見を述べるでしょうか?
きっと、あなたのことを心配している家族や友達であれば、
- パートナーに対してブスとかバカとか言うやつって嫌じゃない?
- いくら冗談でも言っていいことと悪いことってあるよ
- 怒鳴るって相手を威圧してるように感じる
- 壁を殴るとか普通にしない人いるよ?
- 優しくないんじゃない?大丈夫?
- ケガとかしてない?
と、あなたを心配する言葉をかけてくれたり、パートナーについて「ちょっとおかしいのでは」と正直な意見を言ってくれる人もいるでしょう。
あなたが感じた気持ちやあなたが言われたこと、された行動を周りに話したとき、パートナーに対してマイナスな意見が多い場合、あなたのパートナーの言動は一般的ではないかもしれません。
いわゆるパートナーに対する日頃のグチ程度であれば、「それってムカつく!」で終わることが多いですが、周りがあなたのパートナーに対して「それってどうなの?」と意見を述べるのであれば要注意です。
少なくとも、周りが心配するくらいであれば、普通という領域を超えている可能性が高いです。
その3:パートナーのことをかばう
さて、パートナーについて「これってモラハラかな?」と悩み、周りの人に相談してパートナーに対するマイナスな意見を言われたとき。あなたはどうしますか?
- やっぱり変だよね!?
- そうか〜私が思った有り得ないって感覚は普通だったのか〜
- 話してたら余計腹が立ってきたな
そんなふうに言うことができれば、あなたはまだモラハラ被害者ではないかもしれません。
というのも、モラハラという定義はとても難しく、こうされたらモラハラ確定といった法律はありません。ただ、あなたの精神状態や感情などで「これはモラハラだ」と思えばモラハラなのです。
つまり、あなたがまだ上記のように言えるのであれば、精神的にもダメージは少なく、パートナーにされたこと・言われたことに対してきちんと「腹が立つ」という感情を持つことができています。この場合、あなたはパートナーのモラハラ被害者である可能性は低いです。
言い換えれば、あなたはまだパートナーとケンカできる状況にあり、自分の「腹が立つ」という気持ちをしっかりと認めて守ってあげることができています。
一方、周りに相談してパートナーに対するマイナスな意見を言われたとき、こんなふうに言っている場合。
- でもさ、普段はそんなひどいこと言わないんだよ
- いつもはキレイとかかわいいとか言ってくれたりもするしさ
- 優しいときはほんと優しいの
- 喧嘩してカッとなると気持ちが抑えられないときもあるよね
- 手を出されてるわけじゃないから大丈夫だよ
あなたはパートナーの言動に嫌な気持ちになったり傷ついたりした
↓
あなたはパートナーの言動がモラハラかもと悩んでいる
↓
周囲に相談してみた
↓
周りからパートナーの言動は変だと言われた
↓
あなたはパートナーの言動は変ではないと言っている←イマココ
モラハラ被害者にありがちな行動のひとつが、このモラハラ彼氏・夫をかばうことです。
好きで付き合ったり結婚したりしているわけですから、そこに愛情があるのは分かります。
でも、あなたはヒドいことを言われたり威圧されたりしてとても嫌な思いをしているはずです。だから周りの人にも悩みを相談したのだと思います。
そんな苦しんでいるあなた自身の気持ちよりも、モラハラパートナーのことをかばってしまう。
これこそ、モラハラ被害者が陥ってしまう状態のひとつ。
いかがでしょうか?あなたは当てはまっていませんか?
パートナーをかばう自分に自己嫌悪に陥ったら
パートナーをかばってしまう自分に気づいたとき、「なんでわたしはこんなにバカなんだろう」と思ってしまう人がいます。わたしもそうでした。
でも、これはあなたが弱いからじゃない。
モラハラ関係には、「いいときと悪いときの落差」があります。ひどいことを言われる日もあれば、信じられないくらい優しくされる日もある。その落差があるからこそ、人は関係にしがみついてしまうし、「悪い人じゃないんだけどな」という気持ちが消えないもの。
心理学的には「トラウマボンディング」と呼ばれる状態で、支配と優しさを繰り返されることで被害者の側に強い情緒的な結びつきが生まれてしまう、というメカニズムがあります。
つまり、かばってしまうのはあなたの意志が弱いのではなく、そうなるように仕向けられているとも言えるのです。
だから「なんでかばっちゃうんだろう」と自分を責めないでください。ただ、そのメカニズムを知っておくことが、いつかあなたが自分を守るための第一歩になると思っています。
わたし自身の話——かばい続けた末に気づいたこと
わたしも友達や家族など、周りの人にたくさん相談してきました。(当時相談に乗ってくれたみんな、本当にありがとう)
わたしの場合は既に精神的にも弱っており、誰かに話を聞いてもらわないと心がモヤモヤして仕事も手に付かない、眠れないといった状態だったのを覚えています。
ただ、そんな状況に陥っていても、周りからパートナーのことを批判されるといつも無意識のうちにかばっていました。
モラハラ彼氏・夫のことをかばうということは、彼らの言動を認めるということ。
結果、自分で自分を傷つけているような状態になっていたんだなと思います。
「もしかして自分ってモラハラ被害者なのかな」と思いながらこの記事を読んでくれているあなたへ。
その「もしかして」という感覚を、大切にしてほしいのです。
モラハラ関係の中にいると、だんだんと自分の感覚がおかしくなっていきます。傷ついているのに「大げさかな」と思い直す。腹が立っているのに「私が悪かったかも」と打ち消す。その繰り返しの中で、自分の感覚への信頼がどんどん薄れていく。
だから「もしかして」という気持ちが残っているうちが、動けるタイミングだと思います。
今すぐ別れなくていい。今すぐ逃げなくていい。ただ、今感じているモヤモヤをひとりで抱え込まないでほしい。
信頼できる人に話せるなら、話してみてください。それだけで気持ちが少し楽になることがあります。
あなたの「あれ?」という感覚は、正しいかもしれない。その感覚を信じていい。
![]()
人気ブログランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます。



