日記って書いていますか?
日記を書いている人ってどのくらいいるのでしょうか?わたしは学生の頃に何度かトライしてみました。可愛いノートやスケジュール帳なんかに書いてましたね。いずれも半分以上のページが真っ白のまま放置した記憶があります笑。
最近はSNSも普及しているので、TwitterやInstagramなどを日記代わりにしている人もいるのではないでしょうか。ただ、公開されるツールだと書く内容も決まってきますよね。この類のものは人に見せることを前提にしているものなので、個人的には「基本みんな良いことしか書かないよね」と思ってます。笑
今回お話する日記というのは、SNS等の公開ツールではなく、あくまでも自分だけで管理することができるツールを指しています。
- 携帯の中にあるメモ帳機能
- クラウドサービスのファイル管理アプリ
- ノートなどの紙媒体
上記のようなツールを使う場合ですが、絶対に誰にも見られないことが前提です。
モラハラ・DV男に見つからないことが絶対条件です。デジタル媒体であればパスワードの管理を徹底すること。紙媒体であれば保管場所を工夫することが重要です。
日記をつけることの大切さ
今、もしあなたがモラハラやDVを受けていて日記を書いていない場合、今からでも遅くありません。日記をつけましょう。
(1) 日記はあなたを助けるひとつのツールになる
あなたがモラハラ・DV被害に遭い、もし今後相手と別れる/離婚をすることになったら。あなたは「相手からモラハラ・DVを受けました。」と主張しますよね。ただ、相手はそれを素直に認めるでしょうか?「はい。あなたの言っていることは正しいです。わたしがモラハラ・DVをしたのは事実です。」なんて言うと思いますか?
恐らくNO。モラハラ男は、高確率で「やっていない。」と言うはずです。
こちらは相手のモラハラ・DVが理由で別れたい。でも相手はやっていないと言っている。この場合、裁判等で争う必要が出てくる可能性もあります。そんな時、日記というのはあなたを助けるひとつのツールになるんです。
- 日時(時間はおおよそでも構いません。)
- あなたが相手から言われたこと、やられたこと
- その時の状況
- その時のあなたの気持ち
できれば詳細まで書いてある方が望ましいですが、大まかな内容でも大丈夫です。なるべく誰が何をしたか、は分かりやすく書いておきましょう。
例:xx月xx日(x曜日)朝
朝起きて「おはよう」と挨拶をするも無視。これで5日目。「いい加減無視するのやめてよ」とモラ夫の肩に手をかけると、ものすごい形相でこちらをにらみ、「触んなよ!」と怒鳴って手を振り払われた。最近は穏やかな日がない。毎日朝から嫌な気持ちになる。食欲も無くて、朝ご飯を食べずに会社へ向かった。
「あぁーこれまでにも色々あったのに、日記は書いていなかった。もう過ぎたことだし、今更日記にしても意味ないよなぁ。」と思ったあなた!そんなことはありません。過去に遡り、覚えている限りの情報を残しておくことも大切なんです。
(2) 人間の記憶は曖昧になっていく。だからこそ文字で残しておく
あなたは、昨日の朝に何を食べ、どこへ行って、何時頃帰宅したか覚えていますか?また誰かと話をしていたのであれば、その内容について細かく覚えていますか?
人間の記憶というのは本当に曖昧です。わたしなんてついさっき食べたものまで忘れてます笑。思い出せないことも多いですし、事実と間違えて記憶していることもたくさんあるんです。
ましてやそれが、モラハラ・DVサイクルの渦中にいるならなおさらです。HP/MPともに少なく弱ってきている状態で、自分の身に起きたことを長時間、事細かに覚えているなんてことはあまりできません。特に大きな出来事があった場合、それにより自分が壊れてしまうと判断すれば、人間というものは「記憶しない」という選択肢を取ることもあるんです。
後から冷静になって思い出そうとしても、詳細までは思い出せなかったりします。
そのため、覚えているうちにサッと文字にして残しておきましょう。特にその時感じた自分の気持ちは、感じたままに書いてしまうことをおすすめします。
(3) 自分の気持ちを落ち着かせてくれる
日記は書いた後で役に立つばかりじゃありません。文字を書くことによって、自分の気持ちを落ち着かせるという役割もあります。
嫌な気分、悔しい気持ち、怖いと思う感情。心がワサワサしたり、激しい感情に飲み込まれそうになるときもあると思います。そんな時、その気持ちを文字として吐き出すことで、少しずつ落ち着きを取り戻せるのです。
さいごに
わたしの日記にも、本当に色々なことが書かれていました。その時起きたことや感じたことをそのままに。なぜ、今わたしがこのブログに当時の状況や自分の感情を細かく記せるのかというと…そういうことです笑。
日記は誰かに見せるつもりで書くわけじゃないんです。ただ「自分のために」書く。それが、あなたを守る一つのツールになりますように。
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