もし今、あなたがパートナーのことで頭がいっぱいで、毎日ヘトヘトになっているなら。
ぜひこの記事を読んでほしいです。
今すぐ別れるとか、離婚するとか、そういう話ではなく、伝えたいことはただ、ひとつだけ。今日からできること。
それが「日記をつけること」です。
「そんなの意味あるの?」と思うかもしれません。わたしも最初はそう思っていました。
でも、書いておいてよかったと、後から何度も何度も思いました。なぜそう思ったのか、順番に話していきます。
- モラハラ・DV被害を日記に残しておくことが、別れる・離婚するときの証拠として機能する理由
- 記憶は思っている以上に曖昧になるからこそ、感じたままをすぐ文字にしておくことの大切さ
- 日記を書くことが証拠集めだけでなく、乱れた心を少し落ち着かせる手段にもなるということ
日記って書いていますか?
日記を書いている人はどのくらいいるのでしょうか?
わたしは学生の頃に何度かトライしてみました。当時は可愛いノートやスケジュール帳なんかに書いてましたが、いずれも半分以上のページが真っ白のまま放置した記憶があります。
最近はSNSも普及しているので、それらを日記代わりにしている人もいるのではないでしょうか。ただ、公開されるツールだと書く内容も決まってきますよね。この類のものは人に見せることを前提にしているものなので、個人的には「基本みんな良いことしか書かないよね」と思っています。
今回お話する日記というのは、SNS等の公開ツールではなく、あくまでも自分だけで管理することができるツールを指しています。
- 携帯の中にあるメモ帳機能
- クラウドサービスのファイル管理アプリ
- ノートなどの紙媒体
上記のようなツールを使う場合ですが、絶対に誰にも見られないことが前提です。
モラハラ・DVパートナーに見つからないことが絶対条件です。デジタル媒体であればパスワードの管理を徹底すること。紙媒体であれば保管場所を工夫することが重要です。
「でも、パートナーに見つかったらどうしよう」
こういった心配があることも、もちろんかなりリアルなことだと思います。というのも、モラハラ・DVをする人の中には、パートナーのスマホや持ち物を無断でチェックするタイプの人もいます。
だからこそ、やはり管理には気をつける必要があります。デジタルで管理する場合、わたしがおすすめするのは以下の方法です。
- アプリ名で内容が分からないメモアプリを使う(「日記」「記録」などのアプリ名は避ける)
- パスワードやFaceIDでロックをかける
- クラウド同期をオフにして端末内だけに保存する
紙の場合は、自分しか知らない場所に保管する。実家や信頼できる友人宅に預けるという方法もあります。
「そこまでしないといけないの?」と思うかもしれませんが、見つかったときのリスクを考えたら、少し手間をかけてでも安全な方法を選んだほうがいいです。
書いた内容よりも「書いていたこと」に怒りを向けられることがある。それがまたあなたへの攻撃材料になることもある。
守る気持ちで書いたものが、逆にあなたを傷つける道具にならないように。
そこだけは、丁寧に対策しておいてください。
日記をつけることの大切さ
今、もしあなたがモラハラやDVを受けていて日記を書いていない場合、今からでも遅くありません。日記をつけましょう。
(1) 日記はあなたを助けるひとつのツールになる
あなたがモラハラ・DV被害に遭い、もし今後相手と別れたり離婚をすることになったら。
あなたは「相手からモラハラ・DVを受けました」と主張しますよね。ただ、相手はそれを素直に認めるでしょうか?「はい、あなたの言っていることは正しいです。わたしがモラハラ・DVをしたのは事実です」なんて言うでしょうか?
答えは恐らくNO。モラハラをする相手というのは、高確率で「やっていない」と言うはずです。
相手のモラハラ・DVが理由で別れたい、でも相手はやっていないと言っている。この場合、裁判などで争う必要が出てくる可能性もあります。そんなとき、日記というのはあなたを助けるひとつのツールになるんです。
- 日時(時間はおおよそでも構いません)
- あなたが相手から言われたこと、やられたこと
- そのときの状況
- そのときのあなたの気持ち
できれば詳細まで書いてある方が望ましいですが、大まかな内容でも大丈夫です。なるべく誰が何をしたか、は分かりやすく書いておきましょう。
例:xx月xx日(x曜日)朝
朝起きて「おはよう」と挨拶をするも無視。これで5日目。「いい加減無視するのやめてよ」とモラ夫の肩に手をかけると、ものすごい形相でこちらをにらみ、「触んなよ!」と怒鳴って手を振り払われた。最近は穏やかな日がない。毎日朝から嫌な気持ちになる。食欲も無くて、朝ご飯を食べずに会社へ向かった。
「あぁーこれまでにも色々あったのに、日記は書いていなかった。もう過ぎたことだし、今更日記にしても意味ないよなぁ」と思ったあなた!そんなことはありません。過去に遡り、覚えている限りの情報を残しておくことも大切なんです。
(2) 人間の記憶は曖昧になっていく。だからこそ文字で残しておく
あなたは、昨日の朝に何を食べ、どこへ行って、何時頃帰宅したか覚えていますか?また誰かと話をしたのであれば、その内容について細かく覚えていますか?
人間の記憶というのは本当に曖昧です。わたしなんてついさっき食べたものまで忘れています。思い出せないことも多いですし、事実と間違えて記憶していることもたくさんあるんです。
ましてやそれが、モラハラ・DVサイクルの渦中にいるならなおさらです。
体力気力ともに少なく弱ってきている状態で、自分の身に起きたことを長時間、事細かに覚えているなんてことはあまりできません。特に大きな出来事があった場合、それにより自分が壊れてしまうと判断すれば、人間というものは「記憶しない」という選択肢を取ることもあります。
後から冷静になって思い出そうとしても、詳細までは思い出せなかったりします。
そのため、覚えているうちにサッと文字にして残しておきましょう。特にそのとき感じた自分の気持ちは、感じたままに書いてしまうことをおすすめします。
(3) 自分の気持ちを落ち着かせてくれる
日記は書いた後で役に立つばかりじゃありません。文字を書くことによって、自分の気持ちを落ち着かせるという役割もあります。
嫌な気分、悔しい気持ち、怖いと思う感情。心がワサワサしたり、激しい感情に飲み込まれそうになるときもあると思います。そんなとき、その気持ちを文字として吐き出すことで、少しずつ落ち着きを取り戻せるのです。
書いておくことが、あなたを守ることになる
わたしの日記にも、本当に色々なことが書かれていました。
その当時起きたことや感じたことをそのままに。なぜ、今わたしがこのブログに当時の状況や自分の感情を細かく記せるのかというと…そういうことです。
日記は誰かに見せるつもりで書くわけじゃない。ただ「自分のために」書く。それが、あなたを守る一つのツールになるはずです。
最後にもうひとつだけ。
日記を書き始めると、途中で「こんなこと書いて何になるんだろう」という気持ちになることもあります。わたしも実際に何度もありました。
書いても書いても状況は変わらないし、むしろ文字にすることで「あ、やっぱりわたし相当しんどいんだ」と改めて気づいてしまうことにより、余計に落ち込むこともある。
それでも書いてほしいと思うのは、後から読み返したときに初めてわかることがあるからです。
「この頃から彼の口調がひどくなっていたな」
「このあたりから自分の食欲が落ちていたっけ」
「たぶん、ここで一度限界を超えていたのかも」
そういうことが、記録があるとはっきり見えてくる。渦中にいると気づけないことが、文字には残っています。
書くことは、自分の経験を証明することでもあるし、自分の感覚を事実として捉えることができる行為、とわたしは思っています。
「気のせいかな」「大げさかな」と思ってしまいがちな出来事も、日記に書いていくうちに「やっぱりおかしかった」と確信に変わっていくことがある。
あなたの感覚は、きっと正しい。
その感覚を、ぜひ文字で残しておいてください。
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