モラハラ・DV

パートナーに「今すぐ決めろ」と何かの決断を迫られた時の対処法3選

もしかしたら、あなたは今まさにこの瞬間も、パートナーから何かの決断を迫られているかもしれません。それも、あまりにも理不尽な決断を。

今回は、モラハラパートナーから突然何かの決断を迫られたときにどうすべきか?わたしが実践していた対処法をご紹介したいと思います。

Chiru
Chiru
ここでは「モラ夫」を例に話を進めていますが、彼氏や彼女など、対パートナーとして読みかえていただいてOKです。
  • モラハラ・DVパートナーが「お前が決めろ」と迫る行為は、責任をこちらに押しつけるための意図的な手口だということ
  • 即答してしまうとどうなるか——具体的な会話例から見えてくる、後から使われる攻撃のパターン
  • 圧力をかけられた場面で実際に使える3つの対処法と、答えを出すべきタイミングの考え方

モラ夫が「お前が決めろ」と言う本当の理由

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普段の生活の中でも、自分以外の誰かから「何かを決めてほしい」と決定権を委ねられることはあると思います。友達から「買い物に行くけどどこに行こうか?あなたに決めてほしいな」とか、家族から「今日の夕飯何にする?決めておいて」とか。

この場合、たとえ決定した内容がイマイチだったしても、まぁ仕方ないか〜で済むことが多いのではないでしょうか。そもそも、このような時に誰がそれを決定したかを気にすることは少ないと思います。

ただ、モラ夫の場合は違います。彼らはあなたが決定したという事実をつくるために、あなたに決定権を委ねるのです。決して自分では決めません。

「今すぐ決めろ」という言葉、あなたも言われたことがありませんか?

わたしは何度もありました。そしてその度に、頭が真っ白になる感覚に襲われました。

突然迫られるので、考える時間がない。相手がヒートアップしているから、雰囲気に飲み込まれてしまう。早く解決したいから、また早く嫌な雰囲気から抜け出したいがために、なんとか答えを出そうとする。

その結果、自分でもよくわからないまま「じゃあ…」「それなら…」とよくわからない答えを出してしまう。

でも、怖いのはそのあと。

うまくいかなかったとき、必ずこう言われます。「お前が決めたんだろ」と。

最初からそこに落とし込むつもりだったんだろうな、と今では思います。モラ夫が「今すぐ決めろ」と言う場面は、一見すると相手に選択肢を与えているようにも見えます。でも実際はその逆で、どちらを選んでも後からあなたへの攻撃に使える状況を、用意しているに過ぎないのです。

〜何か大きなものを購入する時〜

モラ夫
モラ夫
買うのか買わないのか、お前が決めろ!

〜ケンカになった時〜

モラ夫
モラ夫
別れるか別れないか、お前が決めろ!

そして、ヒートアップしたモラ夫はこう続けます。

「今すぐ答えを出せ」

トランス状態と化したモラ夫の迫力に圧倒されることもあるでしょう。ひどい言葉を投げられて怖いと思うこともあるでしょう。でも、ここですぐに答えを出してはいけません!!

あなたが即時回答をしてしまった場合

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あなたが即時回答をしてしまった場合、予測される結末はこのようなものがあります。いくつかの例をご紹介しましょう。

〜何か大きなものを購入したとき:車の場合〜

購入した車がモラ夫の想定とは違う部分があったとき、それは怒りに変わります。

モラ夫
モラ夫
こんなことなら買わなきゃよかった。お前が買うって言ったから買ったのに。

〜ケンカになったとき:別れの決断を迫られた場合〜

モラ夫
モラ夫
こんなことならお前と結婚なんかしなければよかった。俺はお前とこれからも続けたいと思っていたけど、お前が別れるって言ったから別れる。

このように、モラ夫はあなたが決定したという事実を攻撃ツールとして使用するでしょう。彼が決して自分で決めようとしなかったのは、責任の所在をあなたにしたいからです。

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では、どうしたらよいのでしょうか?わたしの場合、次のような対処法でなんとか即時回答を回避していました。

対処法その1: 「今すぐ答えは出せません」

相手が「今すぐお前が決めろ!」としつこく迫ってきたとしても、ヒートアップしたモラ夫に対してその場で答えを出すことは避けた方がよいでしょう。あなたが何かしらの答えを選んだ時点で、決定したのはあなたという事実が発生します。

それを避けるための対処法のひとつは、「今すぐ答えは出せません」と言うこと。もちろん言い方はその状況に応じて変化させて大丈夫です。「今すぐには決められないな」「ちょっと考えたい」「もう少し待ってて」等々。

相手が怒り狂っているとき、恐怖を感じるような場面でもどうか負けないで。おまじないのように「今すぐ答えは出せません」「今すぐ答えは出せません」と唱えてみてくだい。

ここで重要なのは、その場の雰囲気に飲まれてあなたが決断するのを避けることです。

対処法その2 : 「今すぐ決めなきゃで思い出したんだけど」

ヒートアップしたモラ夫にまともな話は出来ません。

スイッチが入ってしまったら、彼らの頭は怒りや憤りといった黒い感情でいっぱいになっています。そんな状況で真っ向から話をしようとしても、そのままでは相手の思うツボです。

そこで、モラ夫に「今すぐ決めろ!」と迫られたとき、すかさず「今すぐ決めなきゃで思い出したんだけど」と言ってみること。これが二つ目の対処法です。

この方法を取る場合は、あなたが少し冷静である必要があります。

目的は話をズラすこと。そのため、わたしはこのような話を続けていました。

「今すぐ決めなきゃで思い出したんだけど、保険の契約っていつまでに更新しないといけないんだったっけ?確かそろそろ期限だった気がする。急がないといけないね!」とかね。

続ける話題はなんでもいいのです。この対処法は、モラ夫が決断を迫っている話題から少し気がそれれば結果としてOK。

あなたがその場ですぐに決断することなく、ヒートアップしたモラ夫の意識がほんの少し違うところにいけば、緊急回避はできます。

対処法その3 : 「う〜ん、そうだなぁ〜」

これは時間稼ぎの方法です。

モラ夫に「お前が決めろよ!どっちにするんだよ!?」と迫られたとき、「う〜ん、そうだなぁ〜」とひとまず返事をする。そしてその後も、ひたすらこの時間稼ぎワードを続けます。

「どうしようかな〜」「どっちにした方がいいかな〜」「悩むなぁ〜」と、かなりの優柔不断で決められない人になりきればOKです。たとえモラ夫から何度も何度も「決めろ!」と迫られても、決して答えを出さずこれらのワードを繰り返して乗り切ります。

忍耐が必要な対処法ですが、モラ夫のペースに巻き込まれてその場で決断するよりは良いでしょう。

まとめ : 答えを出さなければならない時は、冷静になってから

モラ夫から怒鳴られたり詰め寄られたりすると、やはりこちらも冷静ではいられないことが多いです。そのような状態で出した答えは、本当にあなたがそうしたくて決めた・選んだ答えでしょうか?

まずはその場で答えを出さないこと。

話題によっては、そのまま時間が経てばモラ夫がケロっと忘れてることもあるでしょう。もしいつかは答えを出す必要があるような話題だった場合、冷静になってから答えを導き出せば良いのです。

モラ夫に「今すぐ結論を出せ」と迫られたら、お伝えしたいくつかの対処法で一時回避してみてください。たいていのことは、モラ夫が急いでいるほど早急に決断をしなければならないことではないはずです。

今回は3つの対処法をお伝えしましたが、これらはあくまでその場をしのぐための方法です。

「今すぐ決めろ」と怒鳴られる状況が繰り返し続いているなら、それはモラハラの一つのかたちです。正常なパートナーシップの中では、相手に怒鳴りながら即答を迫るという場面は
ほとんど起きないはずなんです。

意見が違ったり、決断が必要なことがあったりしても「一緒に考えよう」「どう思う?」「急がなくていいよ」という優しさが見える言葉が普通なら出てくるはず。

「今すぐ決めろ」という言葉が繰り返し出てくる関係の中で、あなたはずっと緊張して、怖くて、消耗し続けている状態。その疲弊感、徒労感、その感覚を、大事にしてほしいのです。

対処法を使いながらその場をしのぐことと並行して、「この関係の中でわたしは本当に大丈夫なのか」をどこかで一度、静かに考えてみてください。

急がなくて大丈夫。

でも、その問いを持ち続けることが、やがてあなた自身を守ることにつながる日がくるはずです。

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