モラハラ・DV

【モラハラかもしれない】彼や夫からこんな発言があったら気をつけて!【モラハラの特徴】

外は晴れてお出かけ日和。

周りを見渡せば、行き交う人々はいつもと変わらず「フツーに」幸せそうに過ごしている。

忙しそうに歩くサラリーマン、楽しそうにおしゃべりをしている学生、子どもたちの側で和気あいあいと話し込んでいるママたち。

気持ちのいい天気のもと、みんなは楽しそうに生きている。

しかし、あなたの気分はどんより混沌としたまま。

「空がキレイだなぁ」「天気がいいなぁ」

最後にそんな何気ない穏やかな気持ちになったのはいつのことだか覚えていますか?

今あなたの気持ちがどんより暗い闇に包まれているのは、もしかしたらパートナーのことで悩んでいるからではないでしょうか。

「理由はわからないけど、気分が落ち込みがち」

「何かあったわけじゃないのに、パートナーのことを考えるとモヤモヤする」

そんなあなたは、モラハラ被害者という状況に陥っているかもしれません。

混沌とした感情の理由を知るためにも、パートナーがモラハラかもしれないという点を分析してみませんか。

Chiru
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まずは現状を知ることからはじめてみましょう。

モラルハラスメントとは【モラハラの定義】

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モラルハラスメント、モラハラという言葉を聞いたことがない方もいるかもしれません。

wikippediaによると、モラハラとは以下のような定義であることが分かります。

モラルハラスメントとは、モラル(良識とされる道徳や倫理)によって行われるハラスメント(嫌がらせ)。俗語としてモラハラと略すこともある。

出典:wikipediaより

つまり、肉体的な暴力ではないものの、言葉や態度によって示される精神的な暴力のことをいいます。

もちろん日常生活において、多少のストレスを受けることはあります。

ただ、通常の人間関係や学校、仕事によるストレスは、度を過ぎなければ大きなダメージになることはなく、回復も早いもの。

しかし、モラル・ハラスメントの場合は長期にわたって心身に大きく深い傷を与えてしまうというのがポイントです。

それはまるでボディーブローのようにだんだんとあなたの心と体を壊していきます。

「言葉で人の命を奪うことができる」

と言われますが、モラル・ハラスメントはまさしくそのとおり。

気がついたときには手遅れ、なんてことも少なくありません。

モラハラ加害者の特徴やよくあるパターン

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多くのモラハラ加害者は、一見すると「フツー」の人です。

犯罪をおかすような悪でもなく、学生であればしっかりと学校に行く、社会人であれば日々仕事に勤しむような人。

第三者から見れば、「彼って優しい人ね」「真面目に働く素敵な旦那さんね」といったイメージをもたれることが多いでしょう。

しかし、多くの時間を過ごすあなたには「??」と思う点がたくさんあると思います。

ここでは、モラハラ加害者によくある発言と行動パターンについて具体的にご紹介します。

こんな発言はありませんか?【モラハラ彼氏・モラハラ夫】

  • お前ってほんとダメだな
  • なんでこんなこともわからないの?
  • 俺を怒らせるお前が悪い
  • 嘘つき
  • 謝れ
  • 別れるって言えよ

パートナーからこれらの発言を聞いたことはありますか?

もちろんこれだけでモラハラ加害者と断言することはできませんが、少なくともこのような発言をする人に魅力はあるのでしょうか。

あなたの友人がこんな発言をする相手と一緒になると知ったら、あなたは賛成しますか?

これらの発言は、すべて「自分が正しい」と思っているがゆえに発せられる言葉です。

そこにあなたの意見や意志は必要ありません。

あなたの気持ちを尊重しようとしてくれる人は、決してこんな発言をしないでしょう。

こんな行動はありませんか?【モラハラにありがちな行動】

  • 外(外出先)と中(家)で態度が変わる
  • 自分の気持ちのみを示した長文メッセージを送ってくる
  • 突然怒鳴る
  • 威圧的な態度を取る
  • あなたの失敗を執拗に責める
  • ケンカしたあとに突然優しくなる

パートナーにこのような行動が見られれば、相手との関係性を見直した方が良さそうです。

モラハラ加害者というのは、自分には一切の責任がないと思っています。

そのため、あなたの弱みを見つければそこを攻撃対象として執拗に責め立てます。

ただ、あくまでもこれはあなたといるときだけ。

モラハラ加害者は自分をよく見せたい、自分は素晴らしい人間だと思っている人が多く、第三者の前では逆にあなたを立てるような行動をすることもあります。

ケンカの際はガラッと目つきが変わり、あなたに対してまるで威嚇するかのような態度を取るでしょう。

しかし、ケンカの後は人が変わったように突然優しくなるのもモラハラ加害者の特徴的な行動です。

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「モラハラかもしれない」と思ったら

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あなたのパートナーがモラハラかもしれないと思ったら、まずは一人で抱え込まないことをおすすめします。

周りに信頼できる人がいれば直接相談をしてもいいですし、いない場合は公的な機関へ相談する方法もあります。

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一人でモヤモヤとした感情を抱え込んでしまうと、どんどん負のループにはまってしまう可能性が高いのです。

モラハラというのは、あなたが受けた傷やダメージが視覚化されません。

「まだ殴られたわけじゃないし」

「優しいときだってあるから」

もしあなたがそう思っているとしたら、すでに負の沼に足を突っ込んでいる可能性大です。

「これってモラハラかな」と思うことが大切

常にパートナーと一緒にいるあなただからこそ感じる、ちょっとした違和感があると思います。

相手の発言や行動、表情や声色からも感じ取ることができるはずです。

そのちょっとした違和感を大切に、まずはあなた以外の人にも意見を聞いてみてください。

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モラルハラスメント:手遅れになる前に

パートナーに良いところがあるのは当たり前です。

だから一緒にいたいと思ったはずです。

でも、人には深く知り合うまでわからなかいこともたくさんあります。

モラハラというのは、ボディーブローのようにじわじわと相手にダメージを与えてきます。

相手の素敵な部分を見つける美点凝視はもちろん大切なこと。

ただ、それはあくまでもあなたが幸せであることが前提です。

今、あなたは幸せですか?

あなたが感じたちょっとした違和感は、もしかしたら自分自身が発したSOSのサインかもしれません。

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