これまで明るく元気に生きてきた人間でも、身近な人から「お前はダメだ」と言われ続けると、自尊心というのはだんだんと低くなってしまうものです。わたし自身、本来はよく喋りよく笑ういわゆる明朗活発な人間。
もともとそういう人間だったからこそ、あの頃の自分がどれだけ変わってしまったかは、後から振り返るとよくわかります。
最初は、相手の言葉をそんなに真剣に受け取っていなかった。「またそんなこと言って」と流せていた時期も、確かにあった。
でも、同じような言葉を何度も受けるうちに、気がつけば鏡を見るのも怖くなっていました。出かける前に鏡の前に立っても、「どうせ自分なんて」という気持ちが先に来てしまう。
おかしいな、とは思っていたけれど、何がおかしいのかがわからなかった。
あの頃はパートナーから日々発せられる言葉によって、自分に対してまったく自信を持てなくなっていました。そして、いつしか言葉数も少なくなり、気づけば自分では笑っているつもりでも顔は笑っていない(うまく笑えない)ようになったのです。
「もっと〇〇しなきゃ…」「今のままじゃダメだから変わらないと…」と、相手から落とされた自尊心を取り戻すかのように、いつも必死に自信を取り戻そうとしていた気がします。
今日の名言集は、そんな時に母からもらった言葉です。
今回の食べ生き名言
「あなたに私はもったいない」そう思いなさい。
自分の自信を取り戻そう
パートナーから繰り返し言われた数々の言葉。たとえば、
「芸能人の〇〇見てみ?いいよな〜あんな奥さんがいたら。(こちらを見て)はぁ〜俺はこれか」
「俺は可愛い系よりキレイ系が好きなんだよね。お前、キレイって言われたこと無さそう」
「掃除しても細かいところまで気が付かないんだね。まぁお前はそういうやつか」
などなど。
これらの言葉、単発で発せられれば何とかあしらうことも出来ていたのですが、繰り返し言われると結構ダメージを受けるもの。ボディブローのようにジワリジワリとHP/MP共に消費していきます。
そして、だんだん自分でも意識していないうちに自尊心は低くなっていきます。
当時既にボロボロだったわたし。もはや自分の魅力は何かなんて考えられるはずもなく、自尊心回復の手立てを完全に見失っていました。その時、母がこう言って自信を取り戻すきっかけを与えてくれたのです。
あぁそうか。わたしは自信を持っていいんだ。自分以外の人にはっきりと言ってもらえたことが嬉しく、涙したことを覚えています。
その言葉の直後から、すぐに何かが変わったわけではありません。
相手から何か言われるたびに、やっぱり傷付いては、「またか」と思いながらも胸の奥がギュッとなる感覚はしばらく続きました。
でも、あの言葉が頭のどこかに残っていて、相手に何か言われるたびに、それを思い出すようになっていったんです。
「わたしは相手にはもったいないんだ」
その一言が、自分を責めそうになる瞬間の、小さなブレーキになってくれていた気がします。
わたしは私らしく生きればいい
母は昔から子供達について、いい意味で謙遜することはなかったように思います。「うちの子ったらほんとにダメで〜」とか「いやいや、うちの子なんて全然ですよ〜」みたいなやつ。
小学生の頃、友達のお母さんはそういって謙遜し合っていましたが、わたしの母は昔から全く違ったタイプでした。誰かからわたしたち子供のことを褒められれば、嬉しそうに「ありがとう!」と言うような人。
もちろんダメなことをすれば全力で(本当に全力で)怒られていたため、ただただ子供に甘い親というわけではないです。だからこそ、母からもらう言葉には本当に大きな愛を感じていました。
そんな母は、私が自尊心ズタボロで瀕死の状態だったあの頃、繰り返し回復魔法の言葉をかけてくれました。これはもう感謝しかありません。そのおかげもあって、少しずつ自信を取り戻すことができたと同時に、第三者と比べられたりしても「私はわたし!関係ない」と思えるようになったのです。
他の誰か、ましてや身近な人間に否定・非難されたら誰だって悲しくなります。腹も立ちます。そして、それが家庭や学校、職場というコミュニティの中で延々と続いたとしたら…考えるだけでキツいです。
でもそんな時、自分まで自分のことをダメだと思わないでください。
この言葉で、わたしは私らしく生きるということの大切さに気がついてほしいのです。
さいごに:自分の価値を自分で認めてあげることの大切さ
もし他者から自尊心を下げられる言葉を投げかけられたとしても、それは自分の考えではありませんよね。相手が勝手に発している言葉です。そんな相手からの言葉に引きづられて、自分でも自分のことを「ダメ」だなんて思わないで。
もしあなたが「でも、その言葉を跳ね返せるくらいポジティブな言葉を言ってくれる人なんて周りにいないし…」なんて思っていたとしたら。「あなた自身」があなたにポジティブな言葉を伝えてあげて。携帯のメモ帳に書き込んだりするのもオススメです。(わたしもよくやってました)
自信過剰にならないかって?自信過剰上等です。どんどん自信をつけていきましょう。そうすることで、誰かがまたあなたを否定・非難するような心無い言葉を投げかけたとしても、だんだんと気にならなくなります。もし自分で言いづらいのであれば、わたしが言います。
あなたはあの人にはもったいない!自信を持って!!
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