悩みというのはなかなか無くならないものですが、その多くが人間関係に起因すると言われています。
友だち、職場の同僚や上司部下、彼氏や彼女、パートナー、夫婦など、大体の悩みは誰かが絡んでいるのではないでしょうか。
そして、相手に大きな原因があるとき(正確にいうと、相手に大きな原因があると自分が思っているとき)は、その悩みの解決策が見出せず悩み続けてしまうという状況に陥りがちです。
私もたくさんの悩みを抱えてきました。
仕事では「なんであの上司はこんな嫌な言い方しかできないの!?」
モラハラ夫に対しては「どうしてそんなヒドいことばかりするの!?」
いつもいつも愚痴や不満ばかりで、なぜ自分はこんな状態なのかということを嘆いていた気がします。
今回は、そんな悩みが尽きなかった頃にもらった言葉についてお話します。
【人生を楽にする】今回の食べ生き名言
それは自分で決めた道。責任はしっかり自分で取ること。悲劇のヒーロー・ヒロインごっこならやめた方がいい。
どんな状況も自分で決断した道
あなたが今悩んでいるその仕事や友だち関係、パートナー、すべてにおいて自分自身で決断してきたことです。
その一つひとつの選択が、今の状況をつくり出しています。
もちろんすべてあなたの責任というわけではありません。嫌味を言ってくる上司やモラハラ・DVをするパートナーが悪い部分もあります。
それでも、その会社で仕事をし続けると決めたのは自分、モラハラ・DVをするパートナーと一緒にい続けることを決断したのは自分です。
忘れてはいけないこと、それは私たちは自分で決断できる大人であるということ。
誰かに何かを決めてもらわないといけない立場ではないのです。
愚痴ることが習慣化していた当時の私は、いつもこんなふうにネガティブな発言ばかりでした。
そんなとき、母に言われたのがこの言葉です。
この言葉を聞いて「あぁ、グチグチ悩んでるだけだと何も変わらないんだ」「自分で決断して変えなきゃ」と思ったものです。
愚痴を聞いてくれることも嬉しいですが、こうしてガツンと言われることで気がつくこともありますね。
悲劇のヒーロー・ヒロインにメリットはない
いつも悩んで愚痴ばかり言っていると、だんだんそれが習慣化してしまいます。
大切な家族や友人が悩んでいれば、もちろん愚痴だって聞きますし助けになりたいとも思います。
でも、もしそれが毎日毎回会うたびに同じ愚痴ばかりだとしたらどうでしょうか?
会うたびに
- 嫌味を言う上司の話
- 嘘をつく友だちの話
- 暴言を吐くモラハラパートナーの話
- 会話が噛み合わない義両親の話
などなど、毎度同じような愚痴を聞かされる立場の人はやがて面倒に感じてくるでしょう。
悩んでいるときのツラく苦しい気持ちも痛いほどよくわかります!
それでも、長引くネガティブモードはやがて周囲にも伝染していき、だんだんと人が離れていってしまう可能性もあるのです。
ドラマや映画のヒーロー・ヒロインも「こんなに頑張っているのに…!」と最初から最後まで愚痴ばかりだと、だんだん応援する気もなくなってしまいます。
ひたむきに頑張っている姿が見えるからこそ応援したくなるもの。
たまに愚痴をこぼすことは人間なら誰でもあります。
しかし、ずっと悲劇のヒーロー・ヒロインをやっていても、大したメリットは得られません。
救い出してくれる誰かを待つよりも、自分で行動した方が早そうです。
さいごに:あなたは今、自分で決めた道を歩いている
どんなに悩み続けても、状況が改善する確率は低いでしょう。
もし今進んでいる道が間違っているかも、ちょっと無理かも、そう思ったなら、あなたには別の道へ進む権利があります。
どれだけ悩んでいる状況でも、今この瞬間に悩んでいる道を選んでいるのは自分自身です。
「私が選んだわけじゃない!」
「なりたくてこうなったんじゃない!」
苦しさの中にいるときは、そう思ってしまうのも仕方ありません。私も同じように考えていました。
でも、そう思って悩み続けていただけでは何も変わりませんでした。
もし本当に悩み続けているのがツライという場合は、一度自分を奮い立たせてみてはどうでしょうか?
あなたの人生の主人公はあなた自身です。
せっかくなら悲劇のヒーロー・ヒロインではなく、かっこいいヒーロー・ヒロインになってみませんか。
これを読んでくださったあなたの悩みが、少しでも和らぎますように。
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