モラハラやDVだけでなく、パートナーとの関係において悩みというのはつきもの。
中でも、いつも自分ばかりガマンしていると感じている人は多いかもしれません。
「嫌なことを言われても、言い返すとケンカになるからガマンしよう。」
「自分がやれば揉めないんだから今回はガマンガマン。」
そんなふうにガマンを重ねているとき、なんだかいつも自分が損しているかのように感じてしまいます。相手からの歩み寄りがなかったりしたら余計そう感じますよね。
私も、以前はずっと思っていました。
なんで自分ばかりガマンしないといけないの?
罵詈雑言を浴びせておいてケロッと自分の要求を出してくるモラハラ夫を見るたびに、「どうして私ばかり…」と、嫌な感情がグルグルぐるぐる。
今回は、そんなときにもらった言葉をご紹介します。
【人生を楽にする】今回の食べ生き名言
「あなたがガマンするんじゃなくて、利口になる方が手っ取り早いのよ。」
ガマンではなく賢い選択にする
ガマンしてまでその場所に居続けることは、実は私たち自身が選択していることです。
離婚したくないから(できないから)、別れたくないから(別れられないから)ガマンする。
中には「だってどうすることもできないんだもの!離れたいけどできないの!」という状況の人もいるかもしれません。ですが、少なくとも“ガマンする”ということを決めたのは自分自身です。
私の場合、別れたくないから、まだ頑張れるからと自分に言い聞かし、ガマンすることを自ら選んでいたにも関わらず、辛くて苦しいという葛藤の中でぐちゃぐちゃになっていました。
自分で選んだ道ですが、それでも苦しかった。そんなとき、母からこう言われてスッと腑に落ちたんです。
そうか。私はガマンをしてるんじゃなくて、ちゃんと賢く考えて選び取っているんだ。
そう思えたら、これまで感じていた「なんで私ばかり!」という気持ちがスーッと小さくなっていきました。
自分の選択であること=コントロールしていること
ガマンをしていると思うとき、それは相手に強要されていることのように感じているからではないでしょうか。相手のせいでこんなにガマンしないといけないんだと。
その相手がDVやモラハラをする人であれば尚更です。
しかし、自ら考えて選択していることであれば、それはあなたのコントロール配下にあります。
この場合、ガマンして反論しないのではなく、反論しないという方法を選んだ、ということ。
どちらにせよ、反論しないという行動自体に違いはありません。ただ、どのように考えてどのように感じるかが違うだけです。
このパターンで色々な物事を考えてみると、自分でコントロールできている、という感覚になってきます。
結果、「どうして私ばっかりガマンしないといけないの!」という苦しい感情から、「ここは賢くこうやって行動してやるか」というマインドに切り替えることができるのです。
さいごに:まずは自分の考えをコントロールする
辛く苦しいときというのは、どうしても相手に変わってほしいと願ってしまいます。私も、何度となくそう願った人間のひとりです。
しかし、もちろん相手はそう簡単には変わりません。
それならば、賢く利口に振る舞ってみませんか?
自分の考えをコントロールし、賢い選択を自ら選び取る。
嫌だ苦しい辛いと思って毎日を過ごすよりも、心にとっては健康的なことじゃないかなと思います。
はじめは少し難しいかもしれませんが、考えのクセづけさえできれば、だんだんとコントロールできるようになってきます。
これを読んでくださったあなたが、少しでも心穏やかに過ごせますように。
人気ブログランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます。