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特別イヤなことがあったわけでもないのにイライラしてしまう。
ふつうに生活している中でいきなりネガティブ感情におそわれて憂うつな気分になる。
このような経験がある人は意外と多いです。
私自身、何気なく過ごしている日常の中で突然、心がワサワサして理由のない怒りやいら立ちに悩むこともありました。
特段イヤなことがあったわけでもないのに、むしょうにイライラ。。
理由が見当たらないからこそ厄介ですよね。
でも実はこれ、女性ならではの身体の特徴に原因があったんです。
それは身体の冷え。
まさか冷えからイライラや怒りの感情が生まれるなんて…!
今回は、
- 冷えによってイライラしたり怒りっぽくなったりする身体の仕組み
- 冷えがどうして大敵と言われるのか
- イライラを解消するために冷えを解消するおすすめの方法
についてお話します。
冷え対策をすることはイライラ対策をすること
さっそく見ていきましょう。
冷えからくるネガティブ感情【冷えによる問題】
体が冷えるということは、血の流れが悪くなっているということ。
人間がリラックスしている状態というのは、副交感神経が優位になっている状態と言われています。
【副交感神経とは】
副交感神経系には以下の機能があります。「日常的な状況下で体内プロセスを制御する。」副交感神経系には一般に、エネルギーを温存し、体を回復させる役割があります。副交感神経系は、心拍数を減らし、血圧を低下させます。また、消化管を刺激して、食べものの消化や不要物の排泄を促します。食べものから吸収されたエネルギーは、組織の修復や形成に利用されます。
出典:MSDマニュアル家庭版
- お風呂にゆっくり浸かっているとき
- 布団の中で目を閉じてリラックスしているとき
このようなとき、呼吸はゆっくりと、血圧も低下している傾向にあります。
眠れなくて困っているという人は、こちらも参考にしてください。
逆に交感神経が優位になっている状態というのは、次のようなときです。
【交感神経とは】
一般に、交感神経系には以下の機能があります。
「ストレスの多い状況や緊急事態に際して体の状態を整える(闘争・逃走反応)」
そのため交感神経系は、心拍数を増やし、心臓の収縮力を高め、呼吸がしやすくなるように気道を広げ(拡張し)ます。これにより、蓄えられたエネルギーが体から放出され、筋肉に大きな力が入るようになります。この神経系はまた、手のひらの発汗、瞳孔の散大、体毛の逆立ちなども引き起こします。その一方で、緊急時にあまり重要でない機能(消化や排尿など)を鈍らせます。
出典:MSDマニュアル家庭版
- 激しいスポーツをしているとき
- 会議やプレゼンなどで緊張状態にあるとき
呼吸は浅くなりがちで脈拍も早く、血圧も高くなっていいます。
交感神経と副交感神経のバランスが大切なのですが、このバランスが崩れて交感神経が優位になると、体に負担を感じることになります。
- 筋肉がこわばってくる
- 筋肉がこわばると血流が悪くなってくる
- 血流が悪くなってくると体が冷える
- 体が冷えると免疫が落ちてくる
- 免疫が落ちてくると風邪をひきやすい
- 風邪をひきやすいと体に不調が出る
- 体に不調が出るとイライラする
このような負の流れで、冷えによってイライラが出てきてしまうのです。
【冷えは大敵】昔から言われていることは正しかった
私たちの体は、冷えによって受けるデメリットの方が大きくつくられているようです。
先にも記したように、体が冷えると血の流れが悪くなります。
血流が悪くなると、私たちの体はさまざまな不具合を起こします。
- 首こり肩こり:首や肩まわりの血流悪化、筋肉硬化
- 頭痛:首まわりや頭皮の血流悪化
- 胃痛、胃腸炎:内臓の血流悪化
- 便秘、下痢:内臓の血流悪化
どれも代表的な体の不調ですよね。
そして、これらの不具合がストレスとなってイライラや怒りっぽさにつながります。
さらに厄介なのが、
冷えを放置すると回復が遅れる傾向にある(=温かくなりにくくなる)
ということ!
「長い時間お風呂に浸かったのに、出たらすぐ体が冷える」
「温かいものを食べても体がポカポカしない」
「暖房が効いた部屋に入ったのに手足が冷たいまま」
このように冷えが習慣化されると、体が温まる方法を忘れてしまいがちになるのです。
「体が冷えていていいことはない」
「冷えは万病のもと」
昔から言われているこの言葉は、やっぱり正しかったということです。
イライラを解消するためには冷えを解消しよう
わけもわからずイライラしてしまう。
突然怒りっぽくなってしまう自分がイヤだ。
そんなときは、冷えを解消するのがイライラ改善の近道になるかもしれません。
体が冷えてもいいことはなし!
試してみて損はないことばかりです。
ここからは、冷え性でイライラしやすかった私が実際に試したおすすめの冷え解消法をご紹介します。
簡単にトライできることばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
①お風呂にゆっくり入る【冷え解消入浴剤】
お風呂にお湯を張って浸かる。
これだけでイライラが解消されるならやってみて損はないですよね。
肩までしっかりと15〜20分くらい浸かるのが効果的。
「酒風呂が温まる」
「ゆず風呂がいいよ」
という話も聞くのですが、肌が弱い私にとってはピリピリした感じがあったため断念しました。
香りも良く、リラックス効果もありながら体の芯から温まるなぁと感じたのはクナイプのバスソルトです。
保湿効果のあるオレンジと、発汗作用のあるリンデンが体を温めて 気分を前向きにしてくれます。
②朝食にお粥を食べる【内臓を温める】
朝食は何を食べますか?
中には朝食を食べないという人もいるかと思います。
もちろん胃腸が弱っているときなどは無理に朝食を摂る必要はありません。
ただ、「冷えを改善したい」「冷えからくるイライラを解消したい」という方には朝食にお粥を食べることをおすすめします。
スープよりも腹持ちが良く、程よいとろみは中からしっかりと体を温めてくれます。
自分で作ってもいいですし、近くのスーパーなどで購入してもOK。
お粥は価格も手頃なものが揃っているのでお財布にも嬉しいです。
私は朝起きて、温めればすぐに食べられるレトルトパウチが好きです。
色々な味がセットになっているものは、飽きることなく食べられるのがいいですね。
③湯たんぽを活用する【電子レンジで簡単】
万年頭痛持ちの私ですが、これはそんな頭痛対策としても使えます。
- イライラしてしまうとき
- 頭痛がしそうだなというとき
- 目の奥がズーンと痛いとき
- 足が冷えてだるいとき
そんなときは、使う部位によって色々なタイプがある湯たんぽが最適です。
イライラしてるな、頭痛がしそうだなというときは肩にかけるタイプがおすすめ。
目の奥がズーンと痛むとき、疲れていると感じるときはこちら。
足が冷えてだるいな、足元が疲れているなと感じたら足ようもあります。
基本的にどれも電子レンジでチンするだけで使えるのでお湯を沸かしたりする必要がありません。
繰り返し使えるのでコスパの良さも魅力。
一回買ったら一年は余裕で使えると思います。
④ストレッチをする【血行促進】
夜寝る前や朝起きたとき、ベッドや布団の上で軽くストレッチをするだけでも血行促進につながります。
やり方はいろいろありますが、一番大切なのは
自分が気持ちいと感じる力加減で行うこと
朝起きたときにストレッチをすれば、目覚めも良くスッキリとした気持ちで一日を始められます。
夜寝る前にストレッチを行えば、副交感神経が優位になってリラックスした状態で眠りにつきやすいです。
筋肉のコリ(硬直)は血流を悪くしてしまうので、なるべく早めに解消したいところ。
ストレッチボールなどのツールを使うと手軽に体をほぐすことができます。
血流が良くなると体も温まるうえ、リラックス効果がイライラを解消してくれます。
まとめ:体を温めてイライラを解消しよう
冷えを解消すれば、体も温まって免疫力も高まる。加えてイライラも解消する。
冷えを改善することで損はしない=やるしかないですね。
怒りっぽくてイライラしているよりも、穏やかに明るく過ごした方が自分自身楽しく生活できます。
理由なきイライラに悩んでいる人は、まず冷え取りを試してみてください。
体の外も中も温かくなれば、気がつかないうちにイライラも解消されているかもしれません。
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