モラハラ・DV

モラハラ・DVなのに別れられない——それでも今日を乗り越えるために、わたしがやっていた4つのこと【体験談】

付き合っている彼氏がモラハラ男だったら。結婚した夫がDV男だったら、モラハラ夫だったら。

頭では別れた方がいいと分かっていても、どうしても「別れる」という選択肢が取れない場合もあると思います。

「好きだから別れたくない」という感情的な理由や、結婚している場合は経済的な理由など様々なパターンがあるでしょう。

別れを選択できない、もしくはしたくないとき。「どうしたらパートナーと別れずに少しでも良い方向に向かうか」という希望を探してしまいますよね。信頼できる人に相談したり、本を読んだりネットで情報を探したり…

わたしも以前はそうでした。

なんとか現状を打破したい…その一心で、モラハラ対処法やDV対策という“自分なりの希望”を探していました。そこには、「別れたくはないけれど、モラハラ・DVからは解放されたい」という葛藤があったのだと思います。

今回は、当時わたしの気持ちを軽くしてくれた希望のワードをいくつかご紹介します。

最初にひとつだけ言わせてください。

「別れた方がいい」と頭でわかっていながら、別れられない。そのことに、罪悪感を持つ必要はないです。

「なんで別れないの?」「早く逃げればいいのに」——外から見ている人はそう言います。わたしも言われたことがあります。でも、渦中にいる人間からすると、そう簡単ではないんですよね。

好きという気持ちがある。一緒に積み重ねてきたものがある。生活が絡み合っている。子どもがいる場合もあるだろうし、経済的に自立できないといった場合もあるでしょう。「別れる」の一言の裏に、複雑に絡み合った多くのものが詰まっているはずです。

しかも、モラハラ・DV関係の中にいると、じわじわと自分への自信が削られていく。だから、「わたしから別れを決断していいのか」「わたしには別れたあとに幸せはあるのか」という感覚にさえなってくる。

だから今は、別れることが選択できなくて当然だったりもするのです。

そういう状況の中で、「どうすれば今日をもう少しだけ楽に過ごせるか」について、書いていきたいと思います。

完璧な答えなんてものはないですが、当時のわたしが実際にやってみて、少しだけ助かったことを正直にお伝えします。

  • モラハラ・DVパートナーと「どうしても別れられない」と感じるのは、おかしいことではないということ
  • 挨拶無視・小言・粗探しなど、日常的な攻撃の中で気持ちを少し楽にするための具体的な考え方
  • 「何もしない」「そのままにしておく」ことが、時に自分を守る最善の選択になりうる理由

別れたくないけどどうにかしたい…見つけた希望のワード集

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何事も白黒決めないこと

以前のわたしは、何事も白黒どちらかに決めなきゃいけない、と思っていました。

「どっちが悪いor悪くない」「やったorやってない」「別れるor別れない」の2択。でも、世の中白黒つけられないことだってたくさんあるんですよね。

Chiru
Chiru
わたしは「グレーがあったっていいんだよ」、ということを学びました。白黒つけることだけが正しいわけじゃない。白寄りのグレーや黒寄りのグレーがあるかもしれないけれど、白黒どっちかにしなければ!と思い込んで苦しくなるよりも、随分楽になった気がします。

挨拶は自分がしたいからする

挨拶をしても相手からの返事が素っ気なかったり、ひどい時は無視をされたり。

モラハラ・DVパートナーのタイプによっては、挨拶すらできない状況だったりもしますよね。わたしの場合、爆発期からハネムーン期までの期間はどんな挨拶もほぼ無視でした。

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「おはよう」「…」、「おかえり」「…」、「おやすみ」「…」

Chiru
Chiru
挨拶というのは当たり前のことで、「おはよう」って言ったら「おはよう」って言うのが普通だと思ってた。挨拶返されないってほんとうに嫌な気持ちになるし、それに、相当な虚しさを感じる。

でも、あるとき気がつきました。

挨拶がなかろうが無視されようが死にはしない。

挨拶は自分がしたいからする。返答が来ることを期待しない。

もしあなたが「挨拶って普通でしょ!?」と思ってるなら、その気持ちは痛いほど分かります。でもどうしても今のパートナーと別れたくないのなら、こう思った方がいくばか気持ちは楽になったりもするのです。

あまりにゴチャゴチャ言われたら「めんどくさっ」を唱える

モラハラパートナーの小言はすごいです。驚くほど多くの小言を放ってきます。こちらのやることなすこと全てにイチャモンをつけるのでは!?と思うくらい、お小言の嵐です。

ある程度あしらい方が分かると、受け流しの奥義を発動することもできますが、それでも止まない小言はボディブローのように効いてきます。

受け流すを習得できていなかったり、相手の感情を素直に受け取ってしまったりすると、ダメージは大きくなるばかり、自分の体力・気力ともに消耗する一方です。

そこで、相手があまりにもゴチャゴチャ言うようであれば、ボソッとこう唱えます。

Chiru
Chiru
・・・めんどくさっ・・・

※そこから大げんかに発展する可能性もあるため、唱える際は少々注意が必要です。

相手にどうこうしてほしいというより、自分の気持ちを吐き出すことを目的としての使用をオススメします。

自分に非がないようにやるべきことはやる

モラハラ・DVパートナーは、こちらのほんの少しのミスや至らない点を見つけては攻撃してきます。

「冷蔵庫の中の〇〇、賞味期限切れてるけど。食材の管理できないの?」「ここ汚れてるんだけど。細かいところまで気が回らないんだね」とかね。

これはもう、なるべく相手に攻撃のネタを与えないようやるべきことはやる!しかないです。

掃除洗濯料理、家事については粗探しをされやすいので、できる限りのことはやっておく。やるべきことをやっていなくて指摘されるのと、やるべきことをやってはいるけど指摘されるのとでは、ダメージの受け方も違います。

「わたしのやるべきことはちゃんとやっている!それでもイチャモンつけてくるのは相手がおかしい」と、冷静に考えられる材料にもなります。

Chiru
Chiru
といっても、モラハラをする側は誰も気が付かないちぃっっちゃなことまで粗探しして指摘してくるんですけどね…

別れられなくても、あなたは間違っていない

相手はモラハラ・DVパートナー。でもどうしても別れたくない、別れられない。相手の攻撃にどう対処したらいいのか分からなくてツラい。

もしあなたの心がモヤモヤでいっぱいになってしまったら。

一度放っておく。そのままにしておく。何かをしようとしなくていい。

こちらがどう動いたって、現状打破できないこともあります。そんなときは、今あることを一旦そのまま放っておいてみて。

何もしない。ただ時間が解決してくれることを待つ。そうすると、何かが変わることもあるんです。

それは、あなたの気持ちかもしれません。

それと、もうひとつだけ。

こういった対処法を試していると、「こんなことをしてまで関係を続ける意味があるのか」という気持ちになることがあります。

わたしはありました。何度も。

挨拶を無視されながら、それでも「おはよう」と言い続ける自分。
小言を浴びながら「めんどくさっ」とこっそり唱える自分。
粗探しされないよう、神経を張り詰めながら家事をこなす自分。

「この状況って、普通かな」「この過ごし方は正しいのだろうか」と思ってきたりします。「こんなに頑張っているわたしって、いったいなんなんだろう」と。

でも、そうした少しの違和感を感じること自体が、実は大事なサインだとわたしは思っています。

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しんどさを感じられているうち、「なんか変だな」と思えているうちは、まだ自分の感覚が生きている証拠。

ただ対処法は、その場をしのぐためのものであり、根本的な解決にはならない。それもまた正しい。

でも「今日一日をなんとかやり過ごす」ために使えるなら、それだけでも十分に意味があると思っています。

あなたのペースで、あなたが納得できるタイミングで、何かが動いていけばいい。

焦らなくていいと思います。

今日もここまで来られただけで、十分です。

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