食べ生き名言集

なんで自分ばかりガマンしないといけないの?——その問いを楽にしてくれた母の言葉

モラハラやDVだけでなく、パートナーとの関係において悩みというのはつきもの。そんな中、いつも自分ばかりガマンしていると感じている人は多いかもしれません。

「嫌なことを言われても、言い返すとケンカになるからガマンしよう。」

「自分がやれば揉めないんだから今回はガマンガマン。」

そんなふうにガマンを重ねているとき、なんだかいつも自分が損しているかのように感じてしまいます。相手からの歩み寄りがなかったりしたら余計そう感じますよね。

わたしも、以前はずっと思っていました。

なんで自分ばかりガマンしないといけないの?

罵詈雑言を浴びせておいてケロッと自分の要求を出してくるモラハラ夫を見るたびに、「どうして私ばかり…」と、嫌な感情がグルグルぐるぐる。

Chiru
Chiru
これでもかと人格否定をしてきた後、何事もなかったかのように笑いかけてきたりしたときの気持ちといったらもう言葉にできません

ガマンというのは、最初「これくらい大したことない」と思えたりもします。

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しかし、ガマンを重ねるにつれて不思議なことが起きてきます。それは、ガマンしたことが「貸し」のように積み上がっていく感覚。相手が何も変わらないのに自分だけが変わり続けている感覚。

気づけば「なんで自分ばっかり」という気持ちが、じわじわと心に広がっていきます。

わたしもそうでした。モラハラ夫の言動にいちいち反論しても状況は悪化するだけとわかっていたから、黙って流すことを選んでいた。でもその「流す」がガマンになっていて、ガマンが積み重なって、苦しくなっていた。

今回は、そんなときにもらった言葉をご紹介します。

今回の食べ生き名言

「あなたがガマンするんじゃなくて、利口になる方が手っ取り早いのよ。」

ガマンではなく賢い選択にする

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ガマンしてまでその場所に居続けることは、実はわたしたち自身が選択していることです。

離婚したくないから(できないから)、別れたくないから(別れられないから)ガマンする。

中には「だってどうすることもできないんだもの!離れたいけどできないの!」という状況の人もいるかもしれません。ですが、少なくとも“ガマンする”ということを決めたのは自分自身です。

わたしの場合、別れたくないから、まだ頑張れるからと自分に言い聞かし、ガマンすることを自ら選んでいたにも関わらず、辛くて苦しいという葛藤の中でぐちゃぐちゃになっていました。

Chiru
Chiru
なんでいつもわたしばかりこんなに悩んで考えてガマンしなきゃいけないの

自分で選んだ道ですが、それでも苦しかった。そんなとき、母からこう言われてスッと腑に落ちたんです。

Chiruママ
Chiruママ
ガマンガマンと思ってるから苦しいの。「反論しないでおく」「自分がやる」と利口に立ち振る舞った方が手取り早く済むなら、それはガマンじゃない。賢い選択をしたまでよ

そうか。わたしはガマンをしてるんじゃなくて、ちゃんと賢く考えて選び取っているんだ。

そう思えたら、これまで感じていた「なんでわたしばかり!」という気持ちがスーッと小さくなっていきました。

自分の選択であること=コントロールしていること

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ガマンをしていると思うとき、それは相手に強要されていることのように感じているからではないでしょうか。相手のせいでこんなにガマンしないといけないんだと。

その相手がDVやモラハラをする人であれば尚更です。

しかし、自ら考えて選択していることであれば、それはあなたのコントロール配下にあります。

Chiru
Chiru
モラハラ夫に色々言われて腹立たしいけど、ここで反論したらもっとめんどくさいことになる。よし、ここは反論しないでおこう

この場合、ガマンして反論しないのではなく、反論しないという方法を選んだ、ということ。

どちらにせよ、反論しないという行動自体に違いはありません。ただ、どのように考えてどのように感じるかが違うだけです。

このパターンで色々な物事を考えてみると、自分でコントロールできている、という感覚になってきます。

結果、「どうしてわたしばっかりガマンしないといけないの!」という苦しい感情から、「ここは賢くこうやって行動してやるか」というマインドに切り替えることができるのです。

「ガマンじゃなく賢い選択」という考え方、最初は「言葉遊びじゃないの」と思う人もいるかもしれません。わたしも正直、最初はそう思いました。

でも実際に日常で意識して使ってみると、相手ではなく自分の心の持ちようが変わってきます。

たとえば、夕食の後に片付けをするのが自分ばかりだとします。「なんでわたしばっかり」と思いながらやるのと、「今ここで言い争うより自分でやった方が今夜が静かに終わる、賢い」と思いながらやるのとでは、同じ行動でも心への負担がまるで違います。

もちろん、これは「何でも我慢していい」という意味ではありません。

本当に限界なら、賢い選択は「ここを離れること」になるはずです。この考え方は、自分をすり減らし続けるための言い訳ではなく、今この瞬間の心を少し軽くするためのツールです。

使える場面で使って、使えない場面では無理に使わなくていい。そのくらいの距離感で試してみてください。

さいごに:まずは自分の考えをコントロールする

辛く苦しいときというのは、どうしても相手に変わってほしいと願ってしまいます。わたしも、何度となくそう願った人間のひとりです。

しかし、もちろん相手はそう簡単には変わりません。

それならば、賢く利口に振る舞ってみませんか?

自分の考えをコントロールし、賢い選択を自ら選び取る。

嫌だ苦しい辛いと思って毎日を過ごすよりも、心にとっては健康的なことじゃないかなと思います。

はじめは少し難しいかもしれませんが、考えのクセづけさえできれば、だんだんとコントロールできるようになってきます。

これを読んでくださったあなたが、少しでも心穏やかに過ごせますように。

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