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「私がされていることはモラハラかもしれない…」
ここに足を運んでくれたあなたは、恐らくモラハラについて何かしらの悩みを抱えているのかなと思います。
ツライですよね。その気持ち、痛いほどよく分かります。
ほんのちょっとでもいいからこの状況を打開する方法や、自分の心が楽になる情報を、毎日毎日ネットで探し回る日々。
私も無意識にネットを漁る日が続いていました。
そして、同じように悩む多くの人がこの言葉にたどり着きます。
アスペルガー症候群
今日は、あなたも調べたであろうアスペルガー症候群について、私の経験談や意見をお話したいと思います。
私は残念ながら医者や専門家ではありません。センシティブな情報もある中でお伝えするのは、あくまで私個人の経験談や意見です。一般的に見ると正しくない情報もあるかもしれませんが、一個人の意見として読んでいただけると幸いです。
ツライ状況の中で知ったアスペルガー症候群
パートナーがモラハラ夫だなと気付きはじめてからは、常にモラハラについての情報収集をしていました。時間があればネットで「モラハラ 対処法」「モラハラ チェック」と調べ、モラハラに関する書籍を買い漁る。このあたりは大体モラハラに悩む人は読んでいるのではないでしょうか。(私も例に漏れずまぁまぁなお金を落としました。)
まずはパートナーにされていることがモラハラかも…と思った方は、こちらも参考にしてみてください。
しかし、どんなにネットで情報を読み漁っても、本でモラハラに関する対処法を学んでも、状況は改善しません。
そして、時間とお金を費やした情報網の中で必ずたどり着くのがアスペルガー症候群です。
モラハラに悩んでいる人は、多くの人が既に自分の置かれている状況はモラハラだとわかっています。ただ、それだけでは足りないんです。自分の状況を改善する情報が圧倒的に足りない。そして、たどり着く先がここ。
パートナーには何か障害や病気があるかもしれない
「モラハラ 病気」というキーワードでアスペルガー症候群の情報を見つけた人も多いことでしょう。
一般的に言われているアスペルガー症候群とは
アスペルガー、アスペなんて言われたりしていますが、自閉症スペクトラム障害の中のひとつだったりするようです。※ここではわかりやすいように「アスペルガー」として呼び方を統一しています。
これまで、自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていましたが、2013年のアメリカ精神医学会(APA)の診断基準DSM-5の発表以降、自閉スペクトラム症(ASD;Autism Spectrum Disorder)としてまとめて表現するようになりました。自閉スペクトラム症は多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる生まれつきの脳機能障害で、人口の1%に及んでいるとも言われています。
これをしていたらアスペルガー!この言葉を使っていたらアスペルガー!という明確な決まりはありません。また、アスペルガー「っぽい」やアスペルガー「寄り」というように、診断されていないけれど、症状が当てはまるからそうかもなぁという場合も多いと思います。
よく言われている症状として例を挙げると:
- 言葉の裏の意味を理解することができない(言葉をそのまま受け取る)
- 部屋を片付けることができない(整理整頓ができない)
- こだわりが強い
- 感覚過敏(視覚、聴覚、嗅覚など)
このような症状は、たいていモラハラパートナーに当てはまったりします。
アスペルガーチェックリストにあるようなことは、程度問題にもよりますが実は意外と私たちにも当てはまる部分があったり。
しかし、モラハラに悩んでいるときはそんなことを冷静に考えられる状態でありません。
モラハラで悩んで毎日ツライ思いをしているときにアスペルガーという情報に出会うと、「あなたのモラハラパートナーは脳の機能障害がありますね」と言ってもらえたような気がして、少しホッとするんです。あぁ、そりゃ仕方ないか、って。(経験談)
モラハラとアスペルガーを紐付けてちょっと安心する
モラハラに悩んでいる人は、既に心身ともに疲れている状態です。そのため、とにかく少しでも気持ちを楽にしたい、安心したいと思っていることが多いです。
そうすると、モラハラパートナーの言動があれよあれよとアスペルガーの症状に当てはまっているような気がするんです。
- 話が噛み合わない→アスペルガーだから言葉をそのまま受け取って齟齬が発生するんだな
- 物を買い込んでは部屋をグチャグチャにする→アスペルガーだから整理整頓が苦手なんだな
- 自分の思うようにいかないと怒る→アスペルガーだからこだわりが強いんだな
- うるさいとか臭いとか暴言を吐く→アスペルガーだから感覚過敏なんだな
そう思えば、自分にはどうにもならないことなんだ、どうしようもできない部分があるんだと気持ちを落ち着けることができます。
頑張っても仕方ないことなんだな、と。
モラハラに悩んでいる人がアスペルガーの情報にたどり着く可能性が高いのは、こんな心理があるのもひとつの理由ではないかなと思います。
心が疲れているとき、辛くてどうしようもならないとき。
どんな情報でもいいから、精神安定剤になるようなことを探し出してしまうのが、自分自身を守るための人間の自己保護力なのかもしれません。
このブログも、あなたにとってほんの少しの精神安定剤になっていることを願います。
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