日々のこと

機械じかけの身体【ティファールとストレッチと油と】

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ゴギャッ、グギギぎぎ、ミシミシッっ、、

いつものようにベッドでゴロゴロしていたとき、何かが割れ、引き裂かれ、壊れたような音がして飛び起きた。

「な、なんの音!?」

あたりを見渡しても何かが落ちたり壊れたりした様子はない。ここでは地震もめったに起きないから、地球の揺れではなさそう。

うーん、となると、、なんだろう??まぁ何も壊れてないなら大したことはなさそうだし、コーヒーでも飲もうかなぁ、とベッドの上で身体を起こした瞬間、またあの音がした。

グギギぎぎ、、

音の出どころは己の足だった。

もう一度確かめようと自分の足首をクイクイと上下に動かしたりクルクルと回そうとするたび、あの何かが壊れたような引き裂かれたような不快な音がする。

なんてこった、大したことじゃないか。だって自分の足首が壊れかけているかもしれないのだ。

幸い痛みはないので、そーっとゆーっくり足を持ち上げてベッドの横に移動させ、スッとスリッパを履いた。

やはり痛みはない。でも、スリッパを履いた足を一歩前に出すたびにあの不快な音が聞こえる。

うん、とりあえずコーヒーでも飲もう。それから考えるとしよう。

足首が痛いわけではない【不快な音は警告】

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さて、どうしたものか。なぜ足首から変な音がするのか。

痛みはないから、捻挫や骨折なんてことはない。直近で足首を捻ったり、つまずいた記憶もない。日頃スポーツは実践よりも見る専だし、誰かとフィジカルコンタクトがあったなんてこともなし。

ということは、怪我ではなさそうだ。

万が一捻挫だったりした場合はヘタに動かさず、安静にしておいたほうが治りが早いと、かつて運動部に所属していた頃の監督に教えてもらったことがある。

今回は捻挫でもなさそうなので、必ずしも安静にしておく必要なないだろう。

と、あれこれ考えているうちにお湯が沸いた。

ささ、兎にも角にもまずはおいしいコーヒーでも淹れてゆっくりしよう、そう思ったとき、台所のコンロ上にあるお鍋が目に入った。

我が家のコンロはかなり古めのIH。旧式のIHは使用可能な料理器具も限られているので、選択の余地なくお鍋やフライパンはティファールを使っている。

少々値は張るが、この地ではそれ以外に「全タイプのコンロに対応しています!」という料理器具が少なく、またその謳い文句を信じて使った結果、見事にIH部分に傷がついた経験もあって、我が家は致し方なくティファール愛用中だ。

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もちろんティファールは「取手の取れるティファール」だけあって、片付けの際もスペースを取らないところはメリットだと感じている。

さきほども愛用のティファールお鍋を片付けようと取手を取ろうとしたのだが、か、かたい。。

取手が取れない。。

取手が取れることがメリットなのに、これではティファールのメリットが半減してしまうではないか。

仕方ないので、Youtubeでさっそく検索。「ティファール 取手 取れない 対処方法」っと。

いくつかの動画で、次のような原因と対処方法が語られていた。

  • 汚れが固まって動かない可能性がある
  • 長い時間使っていない取手は動きが鈍い場合がある
  • お湯で温めたり、油を塗ったりすると取手がスムーズに着脱できる

なるほど。何かしらが固まっていて動かない可能性があり、それを改善するには温めたり油分を加える必要があると。ふむふむ。

、、これってわたしの足首も同じなんじゃないの、、??

ティファールから学んだ運動と油分の大切さ【生活習慣病】

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わたしの足首も、おそらく取手の取れないティファールと同じような状況に陥っていたと思われる。

PCでの仕事が多いため、日頃はデスクワークが中心。ほぼ家の中で毎日が完結することも多く、運動といえば買い物程度。たまに近くの旧市街に足を運ぶこともあるが、それでも歩ける範囲の散歩コースだ。

完璧なる運動不足。これが足首から異様な音を生み出していたひとつめの原因。

そしてもうひとつの原因は、油分の欠乏。

外食は少なく自炊をすることがほとんどのため、面倒な揚げ物などは避けがちになる。よって、油を使うといっても炒めものの際にチョロっと使う程度。

最近ではインフレの影響で肉類も高騰しており、肉料理も脂身の少ない鶏胸肉を使うことが多い。

これらのことから、おおよそ成人女性に必要な1日の油摂取量が足りていなかったと思われる。

思い当たった原因をひとまとめにして考えると、つまりは生活習慣を見直すべき、といったところだろう。

運動も油分も、健康な人間には重要な要素だ。日々何気なく過ごしているストレスフリーな日常は、少し先の自分にとって、あまり喜ばれない習慣だったと気がついた。

まさかティファールのおかげで生活習慣を見直すことになるとは。

ここにもまた新たなティファールのメリットを発見してしまった。

糖尿病予防に足首ストレッチ【糖尿病初期症状】

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わたしの父方の家系に糖尿病が多く、成人を迎える頃には親からも「糖尿病になりやすい遺伝子があるから気をつけて」と言われていた。

糖尿病の初期症状にはいくつかあるといわれているが、実際に糖尿病2型を発症した親戚たちは次のような症状があったと聞く。

  • 急な体重の増減
  • なかなか取れない疲れ
  • 目のかすみ
  • 異様な喉の渇き
  • 身体のところどころがうまく動いていない感覚

もちろん中には症状が進行してしまっているときに現れるものもあるので、症状が出る前から日々の生活で気をつけるに越したことはなさそうだ。

そして母からは「なるべく毎日湯船に浸かって」「足首は第二の心臓だからちゃんと動かして」と声をかけられていたものの、若さでリカバリーできていた頃は「はいはい〜」と適当に流してしまっていたように思う。

ここにきて、そのアドバイスの重要性に気がついたというわけだ。

人生何ごとも遅いなんてことはない。今からでも、もらったアドバイスを愚直に試してみようじゃないか。

まず、毎日湯船に浸かること。

アドバイスに対して愚直に取り組みたいところだが、残念ながら我が家には湯船がない。この国ではシャワーだけの家が多く、湯船がある家は限られている。

しかし、なければ工夫すればよい。

バケツにお湯を入れて適温に調整。そこに足を突っ込めば、簡易足湯の完成だ。

肩まで浸かることはできないが、足だけを温める足湯にも血行促進、リンパの流れを良くする効果は期待できる。

そして、仕事の合間にも気がついたら足首を回す。立ち上がって屈伸をする。

外勤をしていた頃は「毎日歩き回るし、運動不足なんて無縁だわ」なんて思っていたが、家で仕事をする人間にとって話は別。

些細な動作かもしれないが、集中して仕事に没頭するとなかなか動けず(動くことを忘れてしまい)、足首を回したり立ち上がって軽い体操をするなんてことも、習慣化するまでに意外と時間がかかるのだ。

そして、寝る前にベッドの中でゆっくりとストレッチ。

スマホを見ず、自分が気持ちのいい力加減で足首を動かし、身体全体をほぐしていく。

すると、気がつけば朝になっている。

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油の大切さ【人間も機械もさし油が必要】

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顔を洗って化粧水で肌を整え、最後に乳液やクリームで蓋をする。

「水分だけじゃダメ。肌にはある程度の油分も必要。」

外面には適用していたこのルールも、身体の中のことになるとたちまちおろそかになってしまう。

人間の身体は機械と似ている。

年齢を重ねれば不具合も出てくるし、修理しながら進まざるを得ないときもある。それは人間として致し方ないこと。

それでもなるべく痛みや苦しみは少ない人生がいい。1日でも長く自身の力で歩けるよう、自分のためにできることは身体の中にも気を向けてあげることだ。

機械も油がなければ固まってしまうように、人間の身体にも油は必要。

もちろん摂取しすぎは体重増加や脂肪過多にも繋がるので油の取り過ぎは良くないが、さし油程度の油分は必要不可欠だと思う。

  • 炒めものをするときに気持ち多めに油を使ってみる
  • サラダに少しだけオリーブオイルをプラスしてみる
  • パンに塗るジャムをバターに変えてみる

日本とは勝手が違うことも多く苦戦することもしばしばだが、自分なりに工夫しながら油の摂取を心がけるようになった。

顔に乳液を塗るように、乾燥した手にハンドクリームを塗るように、身体の中にも意識的に油を取り入れてみる。

歳とともに身体が劣化するのは人間皆平等。ロボットだって機械ながらに経年劣化というものが付いてくる。きしむ身体にさし油を指すように、少しでも長く自分の足で立って歩けるようにしたいと思う。

失ってから気づく健康のありがたみ

痛い、痒い、苦しい。

これがどんなにつらいことかというのは、「好調なとき」ほど忘れてしまう、

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毎度「次こそはこうならないように〇〇しよう」と思うのだが、喉元過ぎればで、またこれといった対処もおろそかに日々を過ごしてしまう。

好調なときほど自分を大切に気遣う

痛みや苦しみがきてからではそんな悠長なことも言ってられず、ただただ痛みを取り除いて苦しみから逃れることに精一杯になる。痛くなったり苦しくなったりしてからでは遅いので、なるべく具合がいいときにやれることはやっておく。

足湯をして足首を温め、ストレッチをして体をゆるめ、油を取って身体の動きをスムーズに保つ。

毎日のほんのちょっとの選択が、この身体の健康寿命を延ばしてくれるなら、明日の自分のためにちょっとずつ習慣にしていきたい。

今日もわたしはティファールを見るたびにこの習慣を思い出し、料理をしながら足首をクルクル回してストレッチに励んでいる。

大げさにするのではなく、毎日少しずつ。コツコツと。